こんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です。
モニターとしてマクロファクターの使用を始めて2ヶ月。減量に使い出して1ヶ月経ちましたが、新たな感想が出てきたのでレビューを書いていきます。
一ヶ月目のレビューはこちら↓
目次
利益関係について
最初に、私とStronger By Science Technologies社、及びATHLETEBODYとの利益関係について説明します。
今回、私はアフィリエイトプログラムには参加していません。アプリのダウンロードリンクは紹介しますが、そこから購入いただいたところで、私になんら利益はありません。
ただし、モニター参加するにあたって、マクロファクターの二年間の利用料を無料にしていただいております。
ATHLETE BODYの方々とは良い友人関係にあります。しかし、特に利害関係はありません。
コンテンツ制作の制限はされていません。
極力、正直にレビューを行っていくつもりです。しかし、以上のバイアスが含まれる可能性をご承知おき下さい。
体重の停滞にストレスを感じる人におすすめ
1ヶ月使用レビューで、マクロファクターは以下の人におすすめと書きました。
これに追加して
体重の停滞にストレスを感じる・感じている人
にもオススメできる食事管理アプリだと感じました。
マクロファクターでダイエットを始めての成果は1ヶ月で-0.7kg
藤本がマクロファクターを利用しはじめて2ヶ月。減量を始めて1ヶ月になります。
体重の変化は平均体重が-0.7kg減(70.2kg → 69.5kg)、MAXとMIN値の比較は2.2kg減(70.7kg vs 68.5kg)でした。
減量ペース設定は1ヶ月で1kgだったので、やや遅れてる感じですね。
とはいえ、3週目まではほぼ計算通りでしたので、たまたまのズレかもしれません。
マクロファクターは自動で目標摂取エネルギー・タンパク質・脂質・炭水化物量を設定してくれますが、おおよそ正確であると言えるのではないでしょうか?
ですから、マクロファクターが出してくれる値はある程度信頼しても良さそうです。
2ヶ月使用して感じたメリット
マクロファクターは徹底的に快適で安心を追求したアプリ
2ヶ月使用して、より強く感じたマクロファクターの特徴です。
減量中に、体重の停滞や摂取エネルギー量の再計算でストレスを感じる人は多いと思います。 しかし、マクロファクターはそれを感じさせませんでした。
ノンストップで体重が落ちる
マクロファクターは週に1回、目標エネルギー・タンパク質・脂質・炭水化物摂取量を自動で計算し直してくれます。
ですから、減量が停滞せずノンストップで体重が落とせるのです。
減量中に大きなストレスを感じるのは体重の停滞。しかし、普通にダイエットをしてては避けて通れません。
なぜなら、体重が減少すると自分の消費エネルギー量は低下するからで、同じ摂取エネルギー量を継続すると、いつか摂取と消費が釣り合って体重の減少が止まってしまうのです。
しかし、マクロファクターは摂取エネルギー量と体重の減少幅から、自分の消費エネルギー量を推測して、目標摂取量を自動で計算し直してくれます。
そのため、体重の停滞なくノンストップで減量ができるのです。
エネルギーとPFC摂取量を計算し直さなくていいのは想像以上に楽
体重が停滞する度にエネルギーとPFCの目標摂取量を計算し直してましたが、実はすごく手間だったと感じました。
体重が落ちなくなったら、摂取エネルギー量をざっくり-50〜100kcal程度減らし、それに合わせてタンパク質・脂質・炭水化物摂取量の調整も行っています。
加えて、停滞期の判断には2週間ほど様子を見るため、メチャクチャ時間がかかっていました。
しかし、マクロファクターは常に自動で行ってくれますから、2週間待つ必要がありません。
計算し直さなくても良いですし、2週間待つストレスがなくスムーズに減量を行えるのは、本当に快適だと感じました。
デメリットは長期間使用の必要性
2ヶ月間使用して新たに感じたデメリットは、マクロファクターの恩恵を最大限受けるためには長期使用が必要になる点です。
正確な消費エネルギー量などの推定を出すためには、継続的に体重測定値と摂取エネルギー量のデータを入力しなければいけません。データは多ければ多いほどいいので、一定期間・継続的なデータ入力が必要になるでしょう。
操作に慣れるまである程度時間が必要です。特に、食事データ入力は慣れないと適切なものを入力できないかもしれません。
ある程度のデータ量と操作に対する慣れが必要になるため、長期間の利用が必須ではないか?と感じました。
その他の雑感
以下は使いながら感じた雑感です。メリットでもデメリットでもありません。
一日分のデータを一括消去が操作ができるのに気づく
正確な消費エネルギー量の推定のためには、中途半端に一日の食事を入力してはいけない。
という内容をXで公式アカウントが投稿していました。
そしたら、一括でその日の食事データをすべて消せる機能があればいいのになーって思ってたら、既に実装されてました。
もし、一日のどこかが抜けてしまったら、その日のデータをすべて消去しましょう。
これ、そんなに知られていないので、ユーザーに対してもうちょっと周知した方がいいなーって思いました。
休日データはかなり不正確になりがち
休日の食事データは、かなり不正確になるなと感じました。
というのも、ほぼ外食やテイクアウトで食事をするので、適切な食品がないケースがかなり多いです。
ちゃんと食材を見て計算するのもめんどくさいので、まあまあ適当に入力しています。
ここは、消費エネルギー量推定にあんまりポジティブじゃないないですね。
入力データを共有できると嬉しい
ダイエットコーチとして、マクロファクターを利用してコーチングサービスはありだと感じました。
消費エネルギー量やPFC設定などを自動で計算してくれるので、手間が減り、クライアントがどう食べるか?のコーチに集中できるようになるからです。
現状はスクリーンショットでしか共有できないと思うので、URL発行してそこにアクセスすれば、ブラウザで見られるというシステムがあると良いなと感じました。
一部のダイエットコーチの仕事はなくなる
摂取エネルギー量とPFCを守らせるってだけのコーチングをしている人は、マクロファクターなどのアプリにとって代わられるでしょう。
人に頼むと、数万〜数十万かかるのが、マクロファクターなら自動でやってくれて年間9,200円っすよ?これと同程度の価値しか提供していないと、駆逐されてしまうでしょう。
安
目標摂取エネルギー量などはマクロファクターに任せて、「個人に合わせてどう食べるか?」をコーチすることにダイエットコーチの仕事はシフトしていくのかな?と予想します。
ちなみに、摂取エネルギー量とPFCを守らせるだけのコーチいないのでは?って思うかもしれませんが、個人的な観測範囲だと意外にいるなーって感じてます。
設計思想が好き
マクロファクターの設計思想が好きなんです。
マクロファクターから送られてきたメルマガの内容から引用すると…
マクロファクターは有料アプリなので、他にはない特別な価値を生むために明確な意図を持って設計されています。それは「自分軸ダイエット」というコンセプトです。
減量や増量という目標を持って食事管理アプリを使うと、自分の食生活を数字で管理することになります。ほとんどのアプリは摂取カロリーの目標値を設定するものですが、それを超えると赤い文字で警告が出たり、困った顔文字が表示されたりすることがよくあります。
そういう表示の背景にあるのは、目標値通りの食事は正しくて、目標値から外れた食事は間違いという考え方です。そして、アプリの指示通りに生活できた人は合格で、指示から外れた人は失敗という感覚を植え付けることになります。
しかし、実際にはわたし達の食生活はいろんな理由で変化するものです。計画通りの食事を摂れない場面はあるものですし、友人や家族との食事はカロリー摂取よりも大切な関係づくりの時間だったりします。
アプリが決めた数字に縛られてロボットのような生活を強いられるべきではないという想いが、マクロファクター開発の出発点にあります。そして、マクロファクターがアプリとして目指すのは、人を数字で縛ってしまうことのない食事管理です。
目標値を設定して、ユーザー様の食事の間違いを指摘する以外の方法がないか考えました。
月刊マクロファクター2024年5月号より
今までの食事管理アプリは、意図がなかったとしても、「目標通りの食事は正しくて、それから外れると間違いという価値観を植え付けていた」と私も感じています。
個人的には、食事記録で朝・昼・夜・間食でわける形の部分で、特に感じていました。
「3食が普通でありベストである。」というメッセージになってないですかね?
私は、食事の摂り方はその人の生き方・嗜好・ライフスタイルによって決定されるべきと考えています。
だから、朝食を抜こうが、夜遅く食べようがどっちだっていいんです。
おやつ?積極的に食べて楽しみましょう!
でも、3食にカテゴライズして表示してしまったら?おやつは食べるのはちょっと…、みたいな雰囲気を出したら?
それがベストであるとユーザーは認識しますよね。
マクロファクターが食事記録の形式をタイムライン形式にして、朝・昼・夜・間食と分けてないのを見たとき、ちょっと嬉しくなりました。
こういう部分を考えていて、「あ、仲間だ!」って思いましたね。
一般的な食習慣をみたら、朝・昼・夜・間に分ける形式は全く理解できます。そちらの方が便利だし一覧性もよくしやすい。ただ、そういうメッセージを送りかねないという点は認識して欲しい部分です。
もっと、食事は自由でいいし、多くの人が自分のスタイルに合った食事を見つけられるといいなって思います。
まとめ
最初の1ヶ月は操作性に慣れるため、次の1ヶ月から減量用に使い始めましたが、快適で入力が楽しいです。
特に、エネルギー計算などを、自分でしなくていいのは素晴らしいですね。計算の手間と停滞のストレスを感じずに済むだけでこんなに楽になるのかと。
マクロファクターは確実に日本の食事管理アプリのレベルを一段階上げてくれました。
利用するなら長期利用がおすすめです。利用を考えているなら半年以上がオススメですかね。
また、引き続きレポートしますね。
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