こんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です。
体重が落ちると痩せると思っていたけど、実際に落ちても見た目はあまり変わらなかったということはないでしょうか?
または、運動不足からか体重が変わらないのに見た目が太ってきたと感じる人いると思います。
なぜ体重が変わらないのに見た目が太ってくるのでしょうか?
この記事では見た目が太ってしまう原因と見た目を変えて美しいスタイルを作るために必要な事について解説して行きます。
目次
体重が変わらないのに見た目は太ることはある
そもそも体重が変わらないのに見た目が太ったり痩せたりすることはあるのでしょうか?
結論としては間違いなくあります。
私のインスタグラムアカウントでアンケートをとったところ約8割の人が体重がほとんど変わらないのに体型が変わったという経験があるとのこと
投票数: 53票 あるよ 42票 ないよー 11票
そこで、フォロワーさんなどにお願いして体重があまり変わらないのに体型が変わったのがわかる写真を提供して欲しいというお願いをしたら以下の写真を送っていただきました。
Jun2 さん(身長154cm/instagram/) 当時48〜50歳。驚異的なスタイルの変化ですね。
156pal様(20代女性/instagram)身長156cm・体重は全て48kg
一番左側は体脂肪率25%。左側以外の三つは15%だそうです。明らかにスタイルが違います。
JSさん(身長165cm 体重はどちらも42kg前後) 右が調子の悪いときですが、くびれの度合いが全然違いますね
星野好美さん(155cm/パーソナルトレーナー/ホームページ/Instagram)
こちらは男性の方。上から二番目と一番下で大きく見た目が変化していますね。ほぼ同じ体重です。
こうやって写真見るとわかりやすいですよね。
このようにポジティブ・ネガティブな変化問わず、体重が変わらないのに見た目に変化がでてしまうことは明らかです。
ここから明らかなことは、体重が変わらなくても太ってしまうことも痩せてしまうこともあり得ますし、体重を変えなくても見た目を変えることが出来ると言うことがいえると思います。
体重が変わらないのに見た目に違いが出る原因
体重が変わらないのに見た目に違いが出る原因はなんなんでしょうか?
ここでは見た目に違いが出る原因について詳しく解説しました。
筋肉量が少なく体脂肪率が高いと見た目太りに
同じ体重でも筋肉量が少なく体脂肪率が高いと見た目が太って見えます。
理由は同じ重さでも筋肉はサイズが小さく、脂肪はサイズが大きいから
例えば、体脂肪は筋肉と同重量で比較すると20%ほどサイズが大きいのです。
しかも筋肉は固く垂れない性質がありますが、脂肪は柔らかく下に垂れる性質があります。
そのため、「適度」に筋肉量が多いと引き締まって見えやすく、脂肪が多いと見た目が太って見えてしまうのです。
筋肉のつく場所による違い
筋肉がつく場所によっても見た目に違いが出ます。
脂肪の部分痩せは不可能ですが、筋肉は部分的につける事が可能。特定の筋肉に強く負荷をかけることによってその筋肉を大きくすることができます。
言い換えると、特定の筋肉にばかり負荷がかかっているとその筋肉が太くなったり細くなりにくい状態になりその部分だけ太って見えてしまうのです。
筋肉はサイズが小さく、固くて垂れないという性質があります。しかし部分的にそれが過剰になりバランスが悪くなることで、部分的に太って見えてしまうこともあるのです。
女性で多いのは太ももやふくらはぎの下半身痩せが出来ないということ。日常生活でこれらの筋肉を過剰に使ってしまっているため、脂肪は落ちるのですが、過剰な分の筋肉が落ちずにゴツゴツとした見た目になってしまいます。
姿勢の悪化
姿勢や肋骨などの骨の並びによっても見た目に違いが出ます。
例えば、お腹周りは姿勢によって最も大きな影響を受ける場所。姿勢が悪いとぽっこりとお腹が出てしまったり脂肪が目立ってしまいます。
女性に多い反り腰という姿勢。背骨が過剰に反って背筋が異常に伸びている状態なのですが、背骨を過剰に反り返らせるとぽっこりとお腹が前に出てきてしまいます。
また、猫背の場合はお腹に脂肪があつまり柔らかくたるんだ印象になってしまいます。
このように悪い姿勢はお腹周りになどに大きな影響を与えるのです。
肋骨が開く
肋骨が開くことも太って見える原因。特にぽっこりお腹・寸胴体型・二重あごなどの大きな原因になります。
肋骨は心臓や肺などを覆ってるカゴ状の骨のこと。呼吸をするために膨らんだり縮まったりします。
息を吐くときには肋骨が縮まります。このことは閉じると呼ばれたりします。
息を吸うときには肋骨は膨らみます。このことは開くと呼ばれたりします。
正常に働いていれば問題はないのですが、何らかの原因により肋骨が十分に閉じなくなることがあります。そうなると見た目が太って見える原因になります。
最も顕著なのがウエストのくびれ、骨盤と肋骨のギャップがなくなりくびれが少なくなります。
また、肋骨は前後にも膨らむため、ぽっこりとお腹が出てくる原因にも
さらに、肋骨は開くと上方に移動します。上方に移動すると頭蓋骨との距離が短くなり、首元の肉が余る原因にも。結果として二重あごになってしまいます。
このように肋骨が移動することは体型にとって大きな影響を与えることにつながるのです。
見た目痩せのコツとは?美スタイルを作るためにするべきこと
見た目痩せをするためには実際に何をすればいいのでしょうか?
ここでは見た目を痩せてダイエットを成功させるためのポイントについて詳しく解説しました。
自宅で筋トレを始める
美スタイルを作るためには筋トレを行うことがおすすめ。筋肉量を増やすためには最も効果的だからです。
筋肉は動かして刺激を入れることで増加します。逆に刺激を入れないままだと加齢と共に衰えて減っていきます。
筋トレは他の運動と比較して筋肉量を増加させるのに効果的なのが明らかです。ジョギングなどの有酸素運動やヨガなどでも増加はしますが、効果としてやや弱め。しかも同じ運動の繰り返しで筋肉の付き方が偏ってしまったり、ポーズが決まっていて狙った筋肉に刺激を入れることが難しくなります。
一方で、筋トレの場合は狙った筋肉に大きな刺激を入れることが可能で、多彩な動きのバリエーションがあるために偏った付き方になりにくいというメリットがあります。また動作もシンプルな物が多く、難しいエクササイズテクニックを習得する必要もありません。
こだわり始めたら異常にこだわれますけど、それは一般の人にとってほとんど必要な物ではありません。
ジムで行う必要もなく、ちょっと筋肉量を増やすだけだったら自宅で行う自体重エクササイズや100円ショップで買えるチューブだけでも十分。
まず体のたるみが気になり始めたというのであれば筋トレを始めてみましょう。
ストレッチを行う
体型を変えるためには姿勢を改善したり肋骨を閉じたりすることが必要。そのためにはストレッチを行いましょう。
姿勢の悪化や肋骨の開きは筋力の低下と共に筋肉が固くなる事が原因。運動不足になると日常生活での悪い姿勢が体に定着。体をガチガチにして動けなくしてしまうのです。
ガチガチになった体をほぐすためにはストレッチが大切。筋肉をしっかりと伸ばして上げることで柔軟性を回復。良い姿勢に戻してくれたり肋骨が閉じやすくなるようにしてくれます。
そのため、筋トレと共にストレッチを積極的に行っていきましょう。
高タンパク質・適度な脂質・糖質の食事にする
筋肉量を増加させるためには高タンパク質が中心で適度な脂質・糖質が摂れる食事にすることが大切です。
タンパク質は筋肉の主要な材料。筋トレをしてもタンパク質が不足すると、十分な効果を出すことができません。
ですから、普段の食事からタンパク質をしっかりと摂ることが大切です。
さらに糖質も必要な分摂取する必要があります。糖質は全身を動かすエネルギー源。不足すると頭がボーッとしたり疲労感が強く出たりします。それを防ぐためには常に糖質を一定量供給し続ける必要があります。
不足した場合は筋肉など体の中にあるタンパク質を分解し糖質として再合成。エネルギーとして使うようになります。当然筋肉量は減少していきます。
ですから、糖質も筋肉量をキープするためには大切になるのです。
脂質は筋肉量や脂肪量に直接大きな影響はありません。しかし、細胞やホルモンの材料になるなど健康を守るためにとても大事な栄養素です。
ダイエット・体型作りはそもそも継続できなければ意味がありませんが、健康状態を悪くしては継続することは不可能です。
タンパク質を中心に適度に脂質・糖質を摂る意識を持って食事をしていきましょう。
7時間以上の十分な睡眠を摂る
十分な睡眠をとることも見た目痩せに大きな影響を与えます。
睡眠不足になると脂肪燃焼効率が大幅に低下し、筋肉量は減りやすく体脂肪率が上がってしまいます。
睡眠中は脂肪を燃焼し、筋肉を合成する役割がある成長ホルモンが分泌されます。しかし睡眠不足になると成長ホルモン分泌が減少し、脂肪が落ちにくくなりますし筋肉も作られにくくなります。
さらにコルチゾールという筋肉を分解させるホルモン分泌量が増加。筋肉を分解する方向に体が働きます。
また、睡眠不足だと日常生活でのやる気や集中力が続かずダラッとした姿勢になりがちですよね。
悪い姿勢をとり続けるとその姿勢が定着。姿勢の悪さや肋骨の開きなどから見た目太りにつながります。
眠いとそもそも運動やストレッチをやる気になりませんもんね。家に帰ってごはん食べたらもう寝たい…ってなるのは当然ですし…。
ですので、毎日十分な睡眠をとることはとても重要なのです。
まとめ:見た目は体重だけでは決まらない
見た目は体重だけでは決まりません。筋肉量や体脂肪率、姿勢、骨の並びなどが影響をして見た目を太らせたり痩せて見せたりします。
ついでに言うと体重で太い細いが変わったとして美しい・美しくないはまた別で考えなければいけない問題ですから。細い = 美しいではありませんから。
見た目をスッキリさせるためには体重以外にも考えることはたくさんあります。一つ一つ出来るところから改善していきましょう。
あなたは体重が変わらないのに見た目が太ってしまったことや痩せたことはありますか?ぜひコメント欄に経験談を書いてみて下さいね。
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