こんにちは!
宇都宮のパーソナルトレーナーの藤本です。
目標の立て方はとても難しいと思うんですよね。
低すぎてもモチベーションは上がらないし高すぎたら失敗する可能性が高いし…
特にダイエットはすごく難しいです。なぜなら確実性が高いものがほとんどないからです。それはどういう事でしょうか?
体重・ウエストサイズ・体脂肪率…
何度かお話ししたように体重は食べた物や飲んだもの、体に残っている水分やお腹に残っている便の量などに大きな影響を受けます。
体重に影響するもの(全て体脂肪じゃありません)
1. カラダが水分を多く蓄えているとき
2. しょっぱいものを多く食べたとき
3. 炭水化物を多く食べたとき
4. 便秘がちなとき
1日単位の体重の波に神経質にならないようにしましょう。 pic.twitter.com/mf9XAgiHs2— アンディ・モーガン (@andyathletebody) 2018年2月19日
ですから計算通りに体重が落ちない事なんてザラですし、かなり長い事停滞期になることもあります(特に女性は生理で体内に水分を溜め込みますからね…)。
こういうことがあるので期限通りに体重が落ちない事なんて普通です。ですから期限を守れない事に対して神経質になる事なんてありません。
ウエストサイズの測定だって同じです。
体の浮腫みやお腹の中に溜まっているもののせいでウエストが大きくなってしまう事だってあって、そういう時に測定のタイミングが被ると変化の割合が小さくなってしまったり、全然落ちていなかったりします。一方でいきなり大きく落ちていたりする事もあります。
体脂肪率もご存知のように誤差が非常に大きく出るのでアテにしないほうがいいです。こちらのリサーチだと正確に測定できる方式と微弱電流を流して測定するタイプのもので4%弱の誤差が出ています。つまり実際は体脂肪率が4%落ちたのに全く落ちなかったということや2%落ちたけど2%増加したという誤差が出るということがある訳です。
ですから家庭用の体脂肪率計はそもそもアテにしないほうがいいですね。
期限を決めないで経過だけチェックする。
これだけ不正確だと一体どうすればいいんだろう?
そんなふうに途方に暮れてしまいますが、少なくとも体重とウエストサイズは長期的見たら頼りになります。ですからこの二つは確実にチェックしていきましょう。
ただ、問題は上記の通り思った通りに落ちない事なんですね。
ですのでここはもう開き直って期限を決めないでそれが順調に落ちているかどうかをチェックするだけにしてしまうと良いです(もちろん階級制スポーツなどは話は別です)。
本当は正しいことを実施できているのに期限通りに体重やウエストサイズが落ちなかったらさらにキツイことをやりがちになってしまいますよね。しかし、正しいことを正しく実行できていれば確実にゴールに近づきます。そこで余計に厳しいことをする必要はない訳です。
もし経過チェックをしていて変化が全くなければそこで初めて食事を変化させるというチャレンジをしましょう。
経過をチェックする日だけ決める
体重とウエストサイズは自分のコントロールで狙ったタイミングで自分が思い通りのサイズに出来るわけではありません(もう十分に実感してますよね?)。しかし正しい事を正しくできていれば落ちるわけなんです。
じゃあ、どうするか?と言ったら経過をチェックする日だけを決めてしまいましょう。その日までに何キロ落とすという目標設定はあってもいいですがあくまで目安にしておいてきちんと自分の体重とウエストサイズが落ちているか確認をするだけにしましょう。
https://scoprire.jp/sports-club/measurement-items/
自分で思っているよりも落ちる速度が遅かったら不安になってしまいますが、大丈夫です。ゆっくりでも確実にゴールに向かっていますから今やっている事を信じて進めていきましょう。
コメントを残す