体重落としてもお腹が凹まなかったらしいんですよ。
むしろ体重を落としたら余計にひどくなったっていう声も多数…
あ、どうもこんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です。
この間、ふと気になってインスタで
アンケートをとってみました。
行った質問は三つ
- 下腹ぽっこりが気になる?
- 下腹ぽっこりは体重落として解決した?
- 体重落として下腹ぽっこりはひどくなった?
すべて、はい・いいえ方式で回答してもらいました。
回答数は30ちょっとだったっけな?
正確な記録は消えてしまったので、はっきりとした数字は覚えていませんが、30人
ちょっとの方に回答していただきました。
(ありがとうございます。)
その結果をのスクショを貼りますね。
つまり、下腹ぽっこりをかなりの人が
気にしていて
体重を落としても下腹ぽっこりは
解消できなかったのが全体の3/4
そしてなんと体重を落として下腹ぽっこりが
さらにひどくなった人が全体の1/4いる
ということでした。
興味深いですよね。
普通は下腹を凹ませるために体重を落とそうとするじゃないですか。
でも大部分の人はそれでは解決せずに、なんなら体重を落としてさらにひどくなった人もいるという状況…
何でこんなことが起こってしまうのでしょうか?
目次
下腹ぽっこりの原因は胃下垂
大きな原因のひとつは無理な減量で胃下垂になってしまったり、ひどくしてしまった可能性があるからだと考えられます。
胃下垂とは?
胃下垂とは胃が正常な位置よりも垂れ下がっている状態のことをいいます。胃、そのものの位置は変わるわけではなく胃の上部は正常な位置にあり、下部に伸びている状態です。
症状が重くなるとへそのあたりや骨盤の位置まで下がってくることがあります。
胃が下がるとぽっこりお腹に
胃の位置が下がってくるとぽっこりとお腹になってしまいます。
その原因は胃が下がってくることで、腸なども下に移動してしまうから。
胃は正常だと肋骨の下部・横隔膜のすぐ下にあり、おへその少し上くらいまで存在します。
それが軽いとおへその位置までですみますが、ひどくなると骨盤の位置まで下がってきてしまいます。
胃のすぐ下には大きな腸があります。ですから胃が下がってしまうことで腸も下がってお腹を圧迫します。
ですから胃下垂になるとぽっこりとお腹が出てくるのです。
胃下垂になる原因
内臓を支える筋力の低下
胃下垂になる人は長身で痩せ型で筋肉が少ない人が多いと考えられています。
特に痩せ型で筋肉の少ない人は胃を支えるための筋肉や腸壁の脂肪が少ない人がなると言われています。
低体重・栄養不足から筋力が低下
胃下垂が改善しなかったりひどくなってしまうのは、体重の落としすぎと栄養不足に問題があると考えられます。
無理なダイエットで体重を落としすぎると胃を支える筋力・腸壁の脂肪が落ちて胃が垂れ下がってきてしまいます。
体型をスッキリさせるためにダイエットを始めたのに余計にひどくなってしまうのでは本末転倒です。
ですからこういった点も考慮しながらダイエットを進めなければいけません。
胃下垂を改善するために
体重を適正にする
胃下垂を改善するために必要なのは体重を適正にすることです。
胃を支えるための筋力と脂肪をつけるためには、体重が適正になるくらい十分な栄養が必要だと考えられます。
適正な体重はBMI20-22。このあたりが、健康と美しさで最もバランスのとれた体重と考えられます。
BMI18.5はギリギリ標準体重ですがギリギリすぎますし、BMI20と18.5で他人から見た場合の評価に差は出ません。
現状、BMIが20以下の人はその程度まで増やしてみましょう。逆にスタイルが良くなる可能性があります。
糖質も脂質も適正量とる
もしあなたがBMI20未満でぽっこりお腹が気になるなら糖質も脂質も適正量とることをおすすめします。
糖質摂取量が少なすぎると筋肉はつきませんし、脂質摂取量が少なすぎると適正な脂肪量がついてきません。
糖質1日80gや脂質1日30gなどかなり少なめに設定しているのであれば増やしても良いと思います。
糖質は120gくらい、脂質摂取量も45g位にしてみることはおすすめです。
そうすることで適正な糖質・脂質摂取量に近づき、体重も適正化され筋力や脂肪も適正化されると考えられます。
本音はもうちょっと摂って欲しいですけど、手始めにこれくらいまで増やしてみてください。
一般的に適正な食事量に関してはこちらの無料オンラインコース>>>で紹介していますので、ぜひ見てみてください。
適度なタンパク質量
もしあなたがタンパク質を体重1kgあたり1.6〜2.0gとっているならもう少し減らしてみましょう。
体重1kgあたり1.5gくらい。できれば1.2g程度がおすすめです。
なぜならそれで十分だからです。
よくある勘違いはタンパク質は多く摂ればとるほど良い。
それは間違いです。
摂取カロリーが少なすぎる状況ではどれだけタンパク質をとっても筋肉量は低下しますし、糖質が少なすぎることでそれも加速します。
ボディビルダーは十分なカロリー摂取とハードなトレーニングの上でタンパク質を体重1kあたり2.0g以上とっています。
しかし女性的で美しい体を作るのであれば体重1kgあたり1.2〜1.5gで十分です。
ですから、もしあなたがタンパク質を過剰に摂っているのであれば、タンパク質摂取量を抑えてみましょう。
筋トレをする
筋肉をつけるために最も効率的なのは筋トレ。コレは間違いありません。
有酸素運動でも体力がない最初の方は筋肉がつきます。しかし、それはすぐに頭打ちになって十分に筋肉は増えないと考えられます。
筋肉をつけるためには適切な筋トレが最も効果的。最初は簡単なものでも構いません。ぜひトライしてみてください。
まとめ
体重を落としてもぽっこりお腹は改善されないことが多く、その中にはよりひどくなってしまうケースもあります。
ぽっこりお腹が改善されない、悪化する原因の一つは胃下垂。これを改善するためには適切な体重と筋肉・脂肪が必要です。体重を落とすことでは解決できません。
女性らしく美しい体型をつくるためにも健康的な体をつくっていきましょう。
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