ダイエットにおいて最も大切な事は消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくする事ですが、この状態の事をアンダーカロリーと呼びます。(逆はオーバーカロリー)
アンダーカロリーの状態を続ければ体重は落ちていきます。
ですからまずはアンダーカロリーの状態を知るために自分自身の総消費カロリーよりも知る事が大切です。
正確にやろうとしない
この総消費カロリー計算で最も大切な心がけですが、あまりにも正確にやろうとしすぎない事です。
消費カロリーを正確に計算しようと思ったら、大学にあるような実験室にこもって実施しなければいけませんが、実際にほとんどの人はそれが出来ませんよね。
そこで推定式を使います。様々な式があるのですが今回は最も簡単な推定式を使っていきます。
基準を作ることに意味がある。
そんな簡単に計算しちゃって大丈夫なの?本当に痩せるの?と思うかもしれません。
もしかしたら最初は誤差が出て上手く体重が落ちないかもしれません。
もし体重が落ちなければ、少しずつ摂取カロリーを落として調整すれば問題はありません。
ですからまずは基準値を作ります。それを元に少しずつカロリーを調整していきます。
それでは1日の総消費カロリーを計算していきましょう。
基礎代謝量を算出する
1日の総消費カロリーを計算する上で一番最初に実施する事が基礎代謝を計算する事です。
基礎代謝についてはこちらをご覧ください>>>(e-ヘルスネット)
基礎代謝を算出する式は様々な式がありますが、最も簡単なのは体重に基礎代謝基準値をかける方法です。
基礎代謝基準値とは体重1kgに対して消費するエネルギー量の事です。
この基礎代謝基準値ですが30〜50代の方ですと22.1kcal/kgになります。
私はダイエット向けに少し低く出したいのと、計算をしやすくする意味で22kcal/kgで設定をしています。
これで実施しても大きくズレる事はありませんし、ズレたとしてもその後調整すれば問題ありません。
それでは以下のフォームに入力して基礎代謝を算出してみましょう。
計算した基礎代謝に身体活動レベルをかける
上記で計算した基礎代謝に身体活動レベルをかけます。
身体活動レベルとは日常生活の平均的な活動強度を表したもので、1日の総消費エネルギー量が基礎代謝の何倍になるかを示します。
以下の表からご自身の運動量に合う身体活動レベルを選んでいきましょう。
運動量 |
身体活動レベル |
運動習慣なし(デスクワーク中心) |
1.3 |
週1〜3回程度の軽い運動習慣 |
1.5 |
週に3回程度の激しいor長時間運動 |
1.8 |
ほぼ毎日運動(肉体労働含)をしている |
2.0 |
大まかにこの中から選んでいきましょう。
どうしても高めの値を選んでしまいがちなので迷う場合は低めの値を選んでおきましょう。
ここで間違って誤差が出ても大丈夫です。体重の変化がない場合は、少しずつ調整すればいいのですから。まずは計算して基準を作ることが大切です。
選んだら、また下記のフォームに入力して計算してみましょう。
これで1日の総消費エネルギー量を計算(推定)する事が出来ました。
非常にシンプルですよね?
まずはここからダイエットを始めてみましょう。
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