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scoprire-宇都宮の女性専門体型改善専門パーソナルトレーニング-

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無理のない健康的で美しい体型作り

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パーソナルトレーナーをやってて一番辛い時間

2018年10月4日 by 藤本 千晶

この仕事をやってて一番辛いのがお客様のカウンセリングをしている時なんです。

大体、食事指導をお申込みいただくお客様は自分で何かをしたり、パーソナルトレーニング ジムに通われた方が多いんですね。

その結果としてリバウンドしてしまったり、維持できているけれども食事が辛いっていう方が大半です。

そういう方の話を聞くのが実はすごくツライんですよね…。

こんなに頑張っているのに、こうなってしまったのか、とか…

そこはそんなに頑張んなくていいポイントなのに頑張ってしまって余計に苦労してしまっているなと…

努力をする事を否定しているんじゃないんです。それにトライした事自体は本当に尊敬しています。
何が悲しくてツライのかって、溢れている情報に溺れてしまって、感じなくていい余計なプレッシャーを感じている所なんですよね…

目次

  • 1 色々なダイエット方法があっていい、けど…
  • 2 痩せたとしても本当に健康的に美しくなれたのか?
  • 3 健康的に痩せるというのであれば健康を考えなければならない
  • 4 ダイエットは他の部分にも大きな影響を及ぼす

色々なダイエット方法があっていい、けど…

例えば、糖質制限はハマれば凄くいいですよね。特に炭水化物食品を制限するのがそれほど苦にならない方は上手くいくのかなと思います。

サプリメントを使ったものもそれがきっかけになってアンダーカロリーになってくれればなんら問題ないですよね(サプリメント自体が減量効果がある物なんてないですが)。

特定の食品ばかり食べるのも、それが好きであれば苦でないですから問題ないです(栄養素が偏ってしまいがちですが…)。

減量方法には様々な方法があっていいと思います。その人にフィットしたものはありますから。

ただ、問題になるのはそれがフィットせずに苦しい思いをしている人達なんです。

以下例を挙げますね。

食事はとにかく小分けにする・自炊を徹底する
これらはとても素晴らしい事です。でもその方の生活スタイルと調理レベルやスケジュールを考えたらちょっと厳しいという方もいました。献立を考えなければいけないですし、調理する手間もかかってしまいます。また小分けにすると栄養計算をする手間も増えますよね。そこは初心者にはちょっとキビシイかなと思います。

タンパク質が必要だからプロテインバーを摂る・トレーニング効果を高めるにはクレアチンを…
それもそうなんですがそれに意識が集中して食事がとても複雑になってしまっていました。その結果自分がどれくらいのカロリーと炭水化物・脂質・タンパク質量をとっているのか把握が難しくなってしまっている方も多数いました。把握できれば問題ないのですが、中上級者向けだと思います。もっとシンプルな食事にしたほうがカロリーと栄養素摂取量の把握は楽ですね。

体には良さそうですが栄養素の把握が難しい…
シンプルな食事内容

理屈ではわかったけどやっぱり糖質は怖い…
カロリーをコントロールすれば問題はないのはわかった。でもやっぱり糖質を摂ると太る気がして怖い。中々取れない…。というお客様もいらっしゃいました(今もいます)。ツイッターでシェアしましたが糖質は怖いものではない。でもやっぱり気持ち的に受け付けるのが難しいんですよね…。
今まで制限してきたし、世間では悪い物のように扱われるし…。

以下の記事を読んでいただければわかりますが糖質は決して悪いものではありません。

【インスリンは気にする必要はない】
思ったよりも反響があったので、ちょっと要約・解説

・インスリンは出なくてもオーバーカロリーなら体脂肪は増える

・タンパク質は糖質摂取と同等にインスリンが分泌される

・分泌量の決定は複雑でありインスリンは悪者ではない
|https://t.co/3s0RVVpMNP|

— 藤本千晶@コンビニダイエット実践中 (@chiakifujimoto) 2018年10月3日

【炭水化物は太らない】
あの記事を読んだ後にこれを読んでも面白いです

・白米9.3合分の糖質をとっても脂肪にはならなかった(体内糖質枯渇時)

・低脂質と比較して減量速度に差は無い

・高GI vs 低GIでも減量速度に差は無い

気にしすぎないで適切に糖質を取りましょう
|https://t.co/5OaWon8QZq|

— 藤本千晶@コンビニダイエット実践中 (@chiakifujimoto) 2018年10月3日

こういう風に糖質をとっても問題ないとはわかっています。

わかってはいるんですが、実際はやっぱり恐怖心は出てきてしまいますよね…。

と、色々な状況があるんですがこれらの何が私にとって辛いのかといったらそこに余計な恐怖心や、やらなければいけないという切迫感があって余計なプレッシャーをお客様が感じていてそれで食事が辛くなってしまっているなと感じているんですね。

そのプレッシャーから適切な栄養摂取ができなくて体調も悪くなるし…、食事は楽しめないし…。かといってそれをやめたら太る気がするし…。

そこはそんなにプレッシャーを感じなくていいんですよというところが一杯あります。

そういうところが私は辛いですね…。

痩せたとしても本当に健康的に美しくなれたのか?

もし痩せて自分の見た目が良くなって満足したのなら別にいいんです。
その食事も辛くなかったら問題は何もないし、維持に何の苦労もないのならそれは素晴らしい事です。
でも問題は維持するための食事で苦しんでいる人や、苦しんだ結果リバウンドしてしまった人達が多くいる所です(少なくとも私は多くいると感じてます)。

せっかく痩せたのに食事が辛すぎてリバウンドしてしまった

維持できているけどストレスフルで低栄養をしていて食事で体調は良くない。なんなら悪い体調に慣れてしまったのか良いのか悪いのかすらわからない状態になってしまった。

本当は健康的に美しくなりたくてダイエットや運動を始めたはずなのに…

私たちパーソナルトレーナーも健康的になって欲しいと願っていながらそういう結果にさせてしまう。それは本当に不本意ですよね。もちろん、最近のトレンドである短期間で結果を出すようなシステムになるとそういう指導になってしまうのは構造上ある程度しょうがないなと思います。でも結果としてそういうお客様が生まれているというのに何ケースも出会って来ました。

短期で見事に維持をしているお客様もいますし、そのような短期でそれを身につけさせた素晴らしい仕事をするパーソナルトレーナーも当然知っています。

別に短期でやる事が間違っているとは思いません。短期集中型の方が上手く行くお客様もいるでしょう。要点はその期間できちんと維持をするのに必要な事を伝えられ、身につけさせられたかどうか?になりますから。それが身につけば何も問題はないでしょう。

にも関わらず同じような相談が私の元へは絶えません。

難しいですよね。食事と運動に意識が向くことは素晴らしいことなのに、その結果として不健康になってしまう人がいるなんて

健康的に痩せるというのであれば健康を考えなければならない

健康的に痩せるというのであれば「健康」ってなんなの?って所を考えなければならないですよね。

世界保健機構(WHO)が健康について定義しています。

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、社会的にも全てが満たされた状態にある事を言います(日本WHO協会訳)。
(原文: Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity リンク>>>)

良くできた健康の定義だなぁと以前から思っています。

肉体的には適性のBMI・体脂肪率で何も疾患もなくて、疾病になるリスクファクターさえない状態としましょう。

でも仕事で精神的に追い詰められていたら?失敗続きで自分を責め続けてしまっていたら(ここで疾患のリスクファクターになってますけどね…)?凄く楽しみな食事がダイエットによって憂鬱な時間に変わってしまったら?

もちろん一人でいて誰からも承認されなくても問題ないぜという人もいるでしょうが、何かを承認されたいと感じ、それが自分の精神衛生上大きな要因を占めている人は結構な人数いると思います。そういう人たちはグループにうまく馴染めなかったら?仕事が失敗続きで誰かの評価を大きく下げてしまっていたら?その結果誰かたちと良好な人間関係を築けなかったら?

健康ですか?と言ったら全く健康とは言えないと私は思います。

ダイエットは他の部分にも大きな影響を及ぼす

ダイエットをすることは他の部分に対してとても大きな影響を及ぼします。

ダイエットをすることで生活スタイルも変える事になる。生活スタイルを変えると日常で実施している事も新しく対応することが増えてくる。

当然体調にも影響が出てくる。体調に影響が出てくると仕事への集中力や同僚・家族に対する接し方も変わってくる。家事をやる余力は残ってる?趣味を楽しむ余力は残ってる?家族と外に出かけて楽しい時間を過ごす体力は?もう疲れて睡眠をするしかない?

見た目綺麗になりたかったし、周りからもそう思われたかった。でもそのためにはファッションやメイクに対しても気を使わなければならない。それの情報を入れる余力は?

ダイエットをさせる(する)という事はその人のライフスタイルや考え方・信条があって、その中にダイエットやトレーニングをどうやって当てはめていくか?ということを考えていく必要があると思うんですね。

私たちパーソナルトレーナーはそういった事まで考えて指導する必要があると思います。

一方で実際にダイエットをするお客様自身もそういった事を考えながら実行していって欲しいんです。

本当に達成したい事に近づいてる?これ?

ダイエットやトレーニングは私にとって最も大切な事なのか?
それともこういう事を達成したいからこれをやるのか?
ダイエット・トレーニング・フィットネスを実施する場合そういった事を常に考えながら実行していって欲しいなと思っています。

無理なダイエットはやめましょう、ではなくてなりたいあなたにちゃんと近づいていますか?
そのためにダイエットとトレーニングは役に立っていますか?

役に立つものをキチンと役立てられるようにお手伝いさせていただきますね。

追伸

もう来週ですが10月13・14日(土日)に宇都宮市にある作新学院大学でNSCAジャパンという団体が主催するトレーニングや健康についてのセミナーが開催されます。その中で13日(土)16:30〜からミスユニバースファイナリストでモデル・管理栄養士の方と元女優・現パーソナルトレーナーの方が健康的に美しくなれるってどうすれば?という内容のセミナーが行われます。参加費はこれに限っては無料です。私もスタッフとして運営に参加するので、お近くの方や、ちょっと宇都宮で餃子食べたいなーという方もぜひどうぞ。私にお声がけいただければ美味しいお店はたくさんご紹介いたしますー。お申し込み方法はこちら>>>

Category: 体力を上げる

About 藤本 千晶

女性の体型改善を専門にしているパーソナルトレーナー・オンラインダイエットコーチです。

何をしても体型が変わらない女性の体型が体型を変えるためのコーチングとオンラインコースを提供しています。

女性に特化したプログラムを提供することで体重を落とすことはもちろん、体重を変えずに3ヶ月でウエスト-7cmや太もも-2.3cmさせるなど、効果的に体型を改善するコーチングを提供してきました。

つやプラ・からだにいいことなどの大手WEBメディアにも定期的に女性の美容・健康に関して執筆しています。

ブログやオンラインコースで健康的で女性らしく美しい体を作ることをお約束します。

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