こんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です。
体重が落ちてもお腹周りが細くなりにくく、腕や脚とアンバランスになりやすい骨格ストレート。女性らしい体型になるためにどうすればいいのか、常に頭を悩ましますよね。
この記事では骨格ストレートの人がウエスト周りを細くし、くびれをつくりながらキレイに痩せるためのダイエット方法からエクササイズまでを解説していきます。
結論から言うと骨格ストレートの人は反り腰とリブフレアの傾向が強く、それを考慮してダイエットをしていく必要があります。
目次
骨格ストレートとは?
骨格ストレートとは骨格診断で診断される3タイプの内の一つ。他にウェーブとナチュラルの二つがあります。
骨格診断とは、身体の「質感」「ラインの特徴」から自分自身の体型を最もキレイに見せてくれるファッションアイテムを導き出すメソッドです。
二神弓子さんが1996年に骨格診断研究家の柘植氏から「骨格構造におけるファッションコーディネート理論」の原型を引き継ぎ発展させ確立させました。(参考)
骨格診断はストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプに分類され、それぞれに特徴的な点があります。
この記事では骨格ストレートがキレイに痩せるためのダイエット方法について解説します。
徹底解説:骨格ストレートの特徴は反り腰でリブフレア
結論から言ってしまうと、骨格ストレートの人の特徴は反り腰でリブフレアになっている可能性が高いということです。
反り腰とは?
反り腰とは、自然に立ったときに背骨が過剰に反り返ってしまっている姿勢のこと。
反り腰の体型的なデメリットはぽっこりとお腹が前に出てきてしまうこと。背骨が反り返ってしまっているので、お腹が前に突き出されてしまっています。
こうなってしまう大きな原因は背中側の筋肉が過剰に緊張して、背骨を反らしてしまうこと。背中側の筋肉は背骨を反らせて、肩甲骨を内側に寄せる機能があるからです。
また、骨盤の過剰な前傾も反り腰の大きな原因。骨盤が前に倒れる動きを代償するために背骨が反り返ってしまいます。
リブフレアとは?
リブフレアとは胸部にある肋骨が外側に開いている状態のことを指します。
肋骨は呼吸を行うために膨らんだり縮んだりします。息を吸うときに肋骨は膨らみ、息を吐くときに肋骨は縮みます。膨らむことを開く、縮む事を閉じると一般的に言われます。
正常に閉じ開きが行われているのであれば問題は無いのですが、何らかの問題で肋骨が十分に閉じない状態になることがあります。それが肋骨が開いているという状態です。
肋骨が開くデメリットは寸胴体型になりやすいこと。肋骨は360°広がるため、くびれはなくなり、お腹側もぽっこりと出てきてしまいます。
骨格ストレートは反り腰・リブフレアの特徴が多い。
骨格ストレートの特徴をみると、反り腰・リブフレアの特徴を持っていることが見てとれます。
例えば、バストラインについて。
鎖骨からバストトップにかけて直線的に繋がる。というのは背骨が反り返った上に、肋骨が膨らんで開いているからと考えることができます。
胸の厚みがあるのは肋骨が開いている影響もあると考えられます。
ヒップが立体的で、ウエストラインとの境目がわかりやすいのは骨盤が前傾して、厚みが見えやすいからとも言えます。
背中側をみると、肩・背骨・肩甲骨周辺は筋肉の張りを感じ、骨があまり目立たないのは背中の筋肉が緊張して反り返っているからかも知れません。
正面から姿勢を見て首が短いというのは反り腰と肋骨の開きが原因かもしれません。肋骨が開くときには上側に持ち上がる性質がありますし、背骨が反ると、背骨と肋骨の接続の関係で、自然と肋骨は開きます。
このように横と後ろから見ると、反り腰・リブフレアででる身体的な特徴が骨格ストレートの特徴と、とても共通点が多いのです。
確かに生まれ持った物もあるでしょう。ただ、日常生活の過ごし方で体がそのように変化した部分や可能性もあります。ですから、これらを改善することで、くびれを作ったり、ぽっこりお腹を凹ませることが期待できます。
骨格ストレートが太るとどうなる?
逆に骨格ストレートが太ってしまうとどうなるのでしょうか?まとめて言うと体の上の方、胴体に影響が出やすいと考えられます。
ぽっこりとお腹が出てくる。
リブフレア・反り腰の人の体型的特徴はお腹周り。
肋骨が開きっぱなしになり膨らむことでお腹は前に出てきますし、腰は反りお腹が前に突き出される状態になります。
体重が増えてくると、これらが強調されますし、お腹周りには特に顕著に表れるかも知れません。
脇腹に脂肪が目立ってくる。
骨格ストレートの人は腰の位置が高く、骨盤から肋骨までの距離が小さいです。これにリブフレアが加わると脇腹に脂肪が目立ってくると考えられます。
骨盤から肋骨までの距離が短いということはその中の容積も小さくなります。ということは脂肪が増えてきたら外側にあふれ出しやすくなります。
かつ、リブフレアで肋骨が外側に膨らむと付属している組織も外側に移動。寸胴体型になりやすく脇腹からもお肉があふれやすくなると考えられます。
背中に脂肪が目立ちやすい。
骨格ストレートの人は背中に脂肪が目立ちやすいと考えられます。背中の筋肉が緊張し、過剰に背骨が反り返ったり、肩甲骨を後ろに寄せたりするからです。
リブフレアや反り腰の大きな原因は背中側の筋肉が全体的に緊張することです。
背中側の筋肉が過剰に緊張することで背骨は反り、肩甲骨が寄ります。背骨を反らせて肩甲骨を寄せると脂肪も背中に集まりますし、背中の血流も悪くなりむくみもたまります。
ちょっと試して欲しいのですが、思いっきり腰を反って肩甲骨を寄せてください。背中に脂肪があつまりませんか?
ここまで極端じゃないですけど、多少なりともこういうことが起こると言うことです。
骨格ストレートのダイエットのポイント
ここまで、骨格ストレートの特徴について解説してきました。
では、骨格ストレートがキレイに痩せるためにはどのような点に気をつけてダイエットを行えばいいのでしょうか?
ここではその点について解説します。
最も大切な事:反り腰とリブフレアを改善する
骨格ストレートのダイエットで最も大切な事は反り腰とリブフレアを改善すること。これらを改善することで、ぽっこりお腹を引っ込めてウエストにくびれを作る事ができます。
そのためのプログラムは順次追加していきますので、このページをブックマークなどして少々お待ちください。
メルマガでも更新情報をお伝えしてます。ご活用下さい。
食事の改善だけでは上手く行かない
間違いなく言えることは骨格ストレートの人は食事改善だけでは上手く行きません。食事は骨格にほぼ影響を与えないからです。
体型に関して食事が影響を与えるのは、基本的に体重・筋肉量・脂肪量。この3点を増減させること。
しかし、これら三点は基本的に骨格に影響を与えることはしません。影響を与えるのは、全身の筋力バランスや柔軟性、身体感覚などです。
食事で体重や筋肉量を適正にすることは美しい体の前提条件ですが、骨格に応じたダイエットをするのであれば食事で体重や筋肉量、体脂肪量だけを考慮していても上手く行きません。
体をリラックスさせる
骨格ストレートの人にとって運動よりも大切な事は体をリラックスさせることです。
反り腰もリブフレアも体の過剰な緊張から起こります。反り腰は背中や股関節の筋肉が疲労し固まることが原因で起こりますし、リブフレアも呼吸に大切な筋肉である横隔膜が十分にリラックスできないことで起こります。
これらは体が十分に休まらず緊張していることから起こります。
あなたは首や肩・腰が常に重くないですか?それは日常生活で常に負担がかかって固くなっているからかも知れません。
ですから、しっかりとリラックスする時間や睡眠時間をとることがとても大切になります。
運動の優先順位:ほぐし →筋トレ → 動き → 負荷
運動の優先順位はまずほぐすこと。筋トレなど本格的な動きはほぐしてからです。
ガチガチに体が固まっていることから反り腰やリブフレアは起こります。そこを無理矢理閉じるために筋トレをしても効果はあまりありません。
例えば、反り腰の人は腹筋運動があまり上手くできないことがおおいのですが、それは背骨を反らす筋肉が固くなって、背骨を丸める筋肉の動きを邪魔しているから。
反らす筋肉がブレーキになって、丸める筋肉の動きを阻害しているわけですね。
ですから、まずは固まっている筋肉をほぐしてから各種エクササイズを行っていく必要があります。
骨格ストレートがキレイに痩せるためのトレーニング方法
WEEK 1
第1週目は固まった体をほぐすためのストレッチです。動画内でやり方を説明してます。
頻度は最低週3回。出来れば毎日行うようにしましょう。
基本の呼吸
ロールストレッチ
太ももストレッチ
腸腰筋ストレッチ
背中のストレッチ
STEP 2
シッティングリーチ
ドローイン
ドンキーキック
プランク
STEP 3
ツイストシーテッドリーチ
デッドバグ
ヒップブリッジ
補助腹筋
STEP 4
RDL
キャットアーチ&プッシュ
ツイスティングクランチ
ディップス
まとめ
骨格タイプは生まれ持った部分もありますが、普段の過ごし方やエクササイズをどうしていくかがとても大切。自分自身の骨格タイプを把握し、より美しく見えるように体型を変えていきましょう。
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