こんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です!
今回はトレーナー向けの内容です。
先日、PRI のプライマリー講習(マイオキネティック・リストレーション、ポスチュラル・リストレーション、ペルビス・リストレーション)の3講座を全て受講修了しました。
結論から言うと受けて良かったと言い切れますが、受講までメチャクチャ迷いました。
PRIは良いっていわれるけど、講座自体は高額で調べてもあまり情報が出てこない。何をするのかよくわからない。そもそもPRIって何なの?
ですので、現在PRIの講座受講を迷っている人が受講するための参考になればと考え、レビュー記事執筆をします。
このポストの右上の写真で講師の手技を受けているのが藤本で、左下の写真の右側に黒Tシャツ着た藤本がいますね。
目次
PRIって何?
率直にHPを読んでもPRIの事はよくわからないと感じている人は多いと思います。
人体は左右対称ではない?ZOA?多関節筋連鎖?詳細を読んでも全然理解できない…!
ですので、まずPRIとは何か?を3つのプライマリー講習を受講した私が理解した範囲で解説します。
PRIは人体に共通した姿勢の問題を直し、そこから派生する問題を改善する
PRIは人体に共通した姿勢の問題を直し、そこから生まれる様々な問題を改善するためのメソッドであると言えると感じました。ここではそれについて詳しく解説していきます。
人体に共通した姿勢の問題とは?
人体は、ほとんどの人が共通した姿勢の問題を抱えています。
姿勢は個人差があって千差万別では?と考えるかもしれません。
確かに個人差はあります。しかし、人体はかなりの部分で共通した作りになっています。
多くの人は胸部に肋骨が12対あります。心臓は胸骨から少し左側に一つあり、肝臓は右肺の下にあります。
当然、脳は頭部に同じ構成で1ユニットありますね。
それぞれの臓器や骨、筋肉のサイズや位置などのちょっとしたズレがあるにせよ、切断や欠損、障害と呼ばれるものがなければ基本構成は同じで位置も大まかに同じです。
姿勢はそれらから大きな影響を受けるのですから、多くの人が共通した姿勢の問題におちいると考えられるのです。
PRIでは、ほとんどの人体は左の腸骨が仙骨に対してやや前方に変位、右側は左と比較して後方に位置し骨盤全体では右側に回旋していると考えられており、脊柱・胸郭は代償するように左側に回旋していると考えられております。
マイオキネティック・リストレーション、ポスチュラル・レスピレーション、ペルビス・リストレーションの全3コースは下肢・上肢・骨盤エリアについて、それぞれの部位の詳細を学んで行きます。
(仙腸関節が動く・動かない議論はありますが、3〜5mm程度は動くのは間違いありません。それの影響をどう評価するか?は議論する価値があるでしょう)
共通した姿勢の問題から派生する問題を改善するとは?
共通した姿勢の問題が発生することで同じような問題が発生します。
例えば、骨盤が右回旋すると、体全体が右を向きます。
それを代償し、正面を見ようとして人体は脊柱を左回旋させ正面を向きます。
ということはすでに左回旋しているため、さらに左側に回旋させる事は難しくなりますよね。
ここから起こる可動域制限や骨のアライメントの問題から発生する力発揮のしにくさ、関節への負担の大きさを減少させる。
それに派生して起こる動きにくさや痛みを減少させ、体の動きの自由度を最大化していこうというのがPRIであると受講して感じました。
左右差を改善するわけではない。動きの自由度を最大化するがより正確
これだけ効くと左右差を改善するメソッドなのね。と感じるかもしれません。
しかし、それはちょっとだけ違っています。
あくまでも、動きの自由度を最大化するための理論・メソッドである
ということです。
そもそも創始者のロン・ハラスカ自体が人体は左右対称ではないと言っている通り、左右差を解消することは不可能です。
しかし、そこから生じる問題を「可能な限り」解消し体の動きの自由度を高めることはできます。
ですから、必ずしも右と左を同じに改善するわけではなく、体全体の動きの自由度を高めるためのメソッドであると言えます。
風船は何なの?
PRIといえば風船というイメージがありますよね。確かに風船を利用し呼吸を利用するエクササイズもあります。
しかし、風船は姿勢から派生する問題を改善するための手段の一つです。
実際は風船を使わないエクササイズの方が圧倒的に多いです。ですからPRIは風船の使い方を学ぶメソッドではないということを認識した方が良いと思います。
受けようと思った理由:呼吸・姿勢と体型について学びを深めたかったから
そもそも、PRIの講習自体をなぜ受けようと思ったかというと呼吸・姿勢と体型の関係について学びを深めたかったから。
PRIの講習を受けるか検討する前から呼吸・姿勢と体型についての関連性の深さは強く感じていて自分なりに勉強してきました。
そんな中で思い出したのが、私自身が以前からブログを拝読していた阿部さゆりさんがPRI講習の運営をされていたということ。
SNSでの発信も以前から拝見しており、ご自身が大学での教員経験も長く、エビデンスに基づいての情報発信とアスレティック・トレーナーとしての施策をされていて本当に凄いなと感じる方でした。
そんな方が推しに推して、PRI Japanまで運営されているメソッドがPRIだったので興味を持ちました。
Postural : 姿勢
Restoration: 修復・修理・復元・回復
Institute: 施設、協会
姿勢を修復するメソッドであると明らかに謳っているわけです。
しかも阿部さんはPRIに関して論じるとき呼吸の重要性について触れ続けています。
さらに多くの友人の優秀なトレーナーが口を揃えて「PRIは素晴らしい」といっていました。
ですから、いいメソッドだとしても、ダメなものだったとしても1度受けてみたいと感じたことがきっかけです。
メッチャ良かった!藤本が感じたPRIプライマリー講習で得られるもの
PRIのプライマリー講習を受けた結論としては「メッチャ良かった」です。
自分自身の学びたかった部分のほとんどをしっかりとカバーしてくれており、クライアントに実施しても、藤本自身が実践してもとても効果を感じられました。
もちろん全ての人に同様の効果が見られるわけではなく、効果は保証されるわけではありません。
私自身やクライアントにこういう変化があったということでしかありません。
ここではPRIのプライマリー講習を受けて得られたと感じたものについて詳しく解説していきます。
姿勢改善
当たり前ですが姿勢の問題を解決するので、姿勢の改善が期待できます。
反り腰や猫背、スウェイバックと呼ばれるような姿勢も共通した問題から発生していることが多く、それを改善することで姿勢を改善することができます。
実際に藤本のパーソナルトレーニングのクライアントにPRIを組み込んだプログラムを提供したところ、反り腰やスウェイバック姿勢の改善速度が明らかに速くなったように感じました。
体型改善
体型改善効果も藤本のクライアントには見られました。
どんな体型が良いと感じるかは人それぞれで何を持ってして改善と呼ぶかも人それぞれ。
藤本のお客様は一般の人と比較してちょっとだけ細く、余計な脂肪がなく、ウエスト周りが比較的細いのが良いと考える人が多いのです。
姿勢や筋肉の働きは体型に大きな影響を与えます。姿勢によってはお腹周りは太く見えますし、下っ腹だけポッコリ出てきてしまいます。
PRIをプログラムに組み込み、姿勢が改善されることで、体重に大きな変化がなくともクライアントのお腹周りを細くしたり、くびれがでてきたり、足がスッキリし細くなるような変化の速度が速くなったように感じました。
関節の動きの悪さから来る体の痛みの改善
これはクライアントだけでなく藤本自身が強く感じていることです。
私は2013年頃から、中〜高重量(10RM程度・大体80kg)でのリバースランジを実施した翌日から左臀部〜ハムストリングスに異常なほど痛みを感じるようになっていました。
リバースランジをした翌日からは強い筋肉痛に似た痛みを感じそれが1週間程度続きます。
1週間はしゃがみ込みがとても難しくなったり、ハムにエクセントリック筋収縮がかかると大きな痛みを伴いトレーニングを中止するほどの苦痛を感じていました。
様々なお医者さんにもトレーナーさんにも相談しましたが全く解決せず、リバースランジを高強度でやること自体を諦めていました。
それがこの1月にマイオキネティック・リストレーションを受けてプログラムに学んだことを組み込み10RM程度の強度ででリバースランジを行ってみました。
翌日の痛みは明らかな普通の筋肉痛しか来ませんでした。
そしてその痛みは二日後にはほとんどなくなるのです。
衝撃的すぎました。こんなに効果あるの…?って
もちろん、たまたま体が回復する時期だったのかもしれません。ただ、タイミングとしてあまりにも出来すぎなのでは?と
マイオキネティック・リストレーションを受けて思ったのは、私は骨盤が極端に前傾しすぎていてすでにハムストリングス or/and大臀筋が伸びきっている。
その状態でさらに極度に大きいエクセントリック筋収縮が加わっていたから大きな痛みが発生していたのでは?
他にも、限界ギリギリのボックスジャンプの着地時にでていた腰への違和感もなくなりました(特殊すぎる状況ですが)。
限界ギリギリのボックスジャンプは着地時に深くしゃがみ込むじゃないですか。それで腰に痛みが出ていましたが、それもなくなりました。
これも限界ギリギリまで思い切って挑戦できてなかったんですよね。
こういう様々な体の変化から信頼に値するのでは?と感じています。
どんな講習があるの?
PRIにはプライマリー講習とセカンダリー講習という二つのカテゴリーの講習があります。
プライマリー講習はPRIに初めて触れる人向けの講習で、マイオキネティック・リストレーション、ポスチュラル・レスピレーション、ペルビス・リストレーションの3つがあります。
今回はプライマリー講習3つがどんな講習かについて解説します。
マイオキネティック・リストレーション
マイオキネティック・リストレーションは人体が共通して陥る姿勢パターンと修復方法について、主に横隔膜から下部分について学ぶ内容であると感じました。
公式HPから講習会の概要を引用すると…
本講習会では腰椎骨盤大腿部の病態力学に関するバイオメカニクスと統合的治療アプローチについて2日間かけて掘り下げていきます。骨盤帯から大腿骨へと延びる多関節筋連鎖と、それが及ぼす病態力学的非対称パターンをいかにリポジション、リトレーニングを経てリストレーションしていくか、講義のみならす実技を通じて体感しながら学んでいきましょう。本講習の内容を応用しやすい代表的な傷害には梨状筋症候群、仙腸関節痛、腰痛などが挙げられます。
https://www.prijapan.llc/myokinematic
最初にこれを読んだときは骨盤から下半身以下「だけ」を学ぶのかと思いましたが全然違いました。
きちんと、多くの人間が陥ってしまう姿勢パターンの全体像について詳しく解説がありました。
そして、横隔膜〜下肢側がどんな状態になっていて、全身にどのような影響を及ぼしているか?個人の状態を評価し、それをリストレーションするためにどうすればいいのか?について学んで行きます。
予想外だったのは、メチャクチャ呼吸が重要視されるし、かなり時間を割いて呼吸についての座学があり実技もある事。呼吸・横隔膜がPRIにおいて凄く重要なんだということが強く伝わってきました。
比較的、他の講習会によりも全身への影響を話されている事が多いような感じがしましたし、PRIとはなんぞや?を理解するには最も適した講習会かと思います。
ポスチュラル・レスピレーション
こちらは人体が共通して陥る姿勢パターンの修復方法について、主に横隔膜から上部分について学ぶ内容でした。
公式HPで概要は以下のように述べられています。
本講習会では横隔膜の左右非対称性とそこから波及しうる呼吸パターン、そしてそれらが姿勢に与える影響などについて講義と実技を繰り返しながら2日間かけて掘り下げていきます。この講習ではマニュアル(手技)・テクニックの実践に重きを置き、それらをいかにノン・マニュアル(エクササイズ)・テクニックで補完していくかについて学びを広げることで、参加者自身が交互相反的に呼吸し回旋する胸郭の機能復元のプロセスを体感することができます。本講習の内容を応用しやすい代表的な傷害には胸郭出口症候群、肩関節インピンジメント症候群などの機能不全などが挙げられます。
https://www.prijapan.llc/postural
これを読んで思ったのは、横隔膜中心に胸郭周辺の話をしていくのかな?そして手技を学ぶ部分が多いのかな?
多分…。
という感じでした。
実際にその通りでしたが、内容はメチャクチャ濃かった…。
呼吸・横隔膜などの解剖学を深く学び、胸郭周辺にどのような影響が及ぼされ、どのような姿勢を「強いられているか?」について学んで行きました。
さらに、それをどのように評価するのか?どのように改善していくのかについて詳しく学んで行きました。
下肢側についてはフワッと触れる程度でしたが、共通した姿勢の問題については詳しく行うので初めての人でも参加できると思います。
上肢へのアプローチにもかかわらず、下肢に明らかな変化が出たのは驚きました。
ペルピス・リストレーション
ペルビス・リストレーションは読んで名の如し、人体が共通して陥る骨盤のズレとリストレーションについて学びます。
公式HPの概要では
本講習会では骨盤帯という小さな部位に焦点を当て、骨盤上口(アウトレット)と下口(インレット)の機能詳細に加え、それらがいかに呼吸と絡み合い、多関節筋連鎖と影響を与え合うかについて2日間かけて紐解いていきます。骨盤底機能障害というとWomen’s Health - 女性、特に産後に特化した問題というニュアンスが強いかもしれませんが、身体を扱い、クライアント・患者に呼吸を促す全ての専門職のプロは「骨盤底に(も)介入している」と言えます。一見とっつきにくい骨盤帯の魔界にこの講習を通じて飛び込んでみましょう。https://www.prijapan.llc/pelvis
これを読んで思ったのはシンプルに骨盤周辺に関して学んで行くんだな。呼吸と骨盤って関係あるの?でした。
実際に受講すると大ありで、胸郭に対してアプローチしたことが明らかに下肢へ影響を与えることを評価を通じて実感したり、骨盤底筋(骨盤隔膜)の機能や挙動について解像度が高い学びがありました。
内容的にはとにかく細かい。マイオキネティック・リストレーションで学んだ内容をさらに詳細に骨盤部だけ話し込まれていく感じでした。これを受けるとマイオキネティック・リストレーションもペルビスも同時に理解が深まります。
PRI講習を受けるに当たってのデメリット
どんなものにもメリットや得られるものがあればデメリットもあります。ここではPRI講習を受けるに当たってのデメリットについて詳しく解説します。
提供サービスのプログラムを組み替える必要がある
PRIはとても納得感の高い理論と実践が体系立てられて学べます。
当然、この理論と実践をパーソナルトレーニングサービスのプログラムに組み込みたくなります。
しかし、そのためにはいままで行ってきたプログラムとかち合う部分や、セッション提供時間が限られている中で削らなくてはいけないエクササイズなどが出てきます。
私は1月にマイオキネティック・リストレーションを初めて受けてから、少しずつお客様に提供するサービスのプログラムを組み立て直していますが、全体の整合性や効率性を考えるとかなり手間のかかる作業です。
PRIだけ学んでそれをプログラムにぶちこめばOKというものではない事を認識した方が良いと思います。
実践しないと理解できない
講習を受けた後は自らの体を使ったり家族に協力してもらったりするなどして実践することが必ず必要。
率直に言って講習の内容は難解です。一発で全てを理解できる人はほとんどいないのでは?と思います。
ですから、学んだことを持ち帰って自ら実践したり、家族や友人に協力してもらって実践してみることで理解が深まります。
私は自分自身のトレーニングプログラムに組み込むことから始めたことや、妻に協力してもらい実践しています。
実践することでエクササイズテクニックを覚えるのはもちろん、体の構造について再度考えることになり、繰り返しテキストを読み込むことになるのでさらに理解は深まると思います。
PRIだけで姿勢の全ては解決できない
当たり前すぎる話しですが、PRIだけで姿勢の全てを解決できるわけではなりません。
姿勢は様々な要因が入り交じり決定されます。PRIのアプローチはその一部。
PRIに依存して姿勢を改善しようと考えると出来ない部分も出てくるでしょう。
価格エグい
価格はエグいです。3講習受けて181,500円(早割適用時)。
かなり覚悟が必要な金額。いいホテルに泊まって旅行ができますね。
いい講習会は価格じゃない。迷う理由が値段なら買えとも言われます。
しかし、わかっていたとしても「キチー…!」って感じます。
ただ、私は受けて良かったと感じていますし、この知識が自分のストックになりパーソナルトレーニングでより良いサービスや新しいサービスが展開できるのであれば、十分に価値があると感じました。
自分の中での知識や実戦経験・知見は何かない限り消えないですからね。これはprice lessです。
どれから受けるのがオススメ?
どれから受ければ良いのか迷うプライマリー講習ですが、結論としては受けられるものから受けた方がいいです。
現状だと受けられるものから
おすすめはひとまず受けられるものから。
というのも、特に関東では半年先の講習でもすぐに満席になってしまい実質的に選択肢がないため。
最適な順番を待っていたら一年先の受講になってしまいます。それはさすがに時間がもったいない。
私の初申し込みは翌年1月に行われる講習を7月に申し込みました。それでも半年前!
ですので、プライマリー講習を全て受けたいと考えているのであればまずは受けられるものからがオススメです。
一つだけの講習受講も可能
PRIの講習は一つだけ受けることも可能。それで割高になることもありません(逆をいえば複数受講割引みたいなのもありません)
ご自身の興味に応じて好きな講座を受講しても全く問題ありませんし、それだけでも十分に得るものがあると思います。
おすすめできない人
メリットばかりあるように感じるPRI。しかし、オススメできない人もいます。
特に受講後にはさらに時間をかけて学ぶ必要もあります。ここではPRI講習会を
呼吸・姿勢・PRIなんてどんなもん?本当に影響あるのって思っている人
1講習6万円払って、二日間合計16時間の講習を受ける人にこんな人はいないとおもいますが、一応…。
この講座はそういう人を納得させるために展開されるものではありません。
もちろん受ければ納得は出来ると思いますが、否定的なスタンスなのであればそもそも理解できないと思います。
私は自分で色々やってみて、呼吸や姿勢は大きな影響があるなと感じその学びを深めたいという前提があって参加しました。
俺を納得させてみろというスタンスで参加はまったくおすすめしません。
受講後、練習・復習できない人
個人的にはPRIは受講後に練習や復習が必須だと思っています。でないと学んだ難解なことを自分の中で取り込めないから。
率直にPRI講習は受ければ一発で理解できるようなものではありません。確実に何度も練習や復習が必要になり、それを行うことで理解を深めていくものです。
私自身を例に挙げると、ウェイトトレーニング時にウェイトリフティング・パワーリフティングエクササイズ時に呼吸の仕方を取り入れたり、行った時に起こった挙動をPRIで学んだことをベースに考えたり…
また、私はバスケをしているのですがシュートやドリブル練習時の姿勢の作り方からPRI講習で学んだことを参考にしてみたりすることで理解が深まりました。
もちろん、実践せずとも知識だけでも十分に役に立つものですが、練習・復習をすることで理解がとても深まるように感じます。
受講するに当たって事前準備した方が良いこと
PRIのプライマリー講習は二日間16時間続く、大ボリュームで密度の高い講習会。値段も安くないことからできる限り理解できる部分を多くしておきたいですよね。
ここではPRIのプライマリー講習を受講する前に事前準備した方が良いことについて解説しました。
十分な睡眠時間
結構大マジな話です。
なぜなら、コンディション整えて参加しないとセミナー受講時にメチャクチャ眠くなるから。さすがに時間とお金をかなりかけて参加しているのにもったいないと思います。
自宅が近い人は問題ありませんが、私のように宇都宮 → 東京・埼玉で参加する方は宿泊も検討した方が良いでしょう。私は泊まりました。
例えば、泊まりがけのセミナーで友人と参加した場合、夜にはどこかに飲みに行って深夜まで過ごすことがあると思いますが、本当にそれはオススメできません。良いコンディションで講習に臨みましょう。
食環境
会場によっては周辺に飲食店がない会場もあります。
私が参加した中浦和の会場は周辺に飲食店がなく、片道10分程度かけてバーミヤンで食事をしました。
ですから、食事の準備等、どうやって食事を摂るか?をしっかりと準備しておくことも大切です。
胸郭周辺・横隔膜と骨盤周辺・骨盤底筋の解剖学のおさらい
PRIでは横隔膜・胸郭周辺と骨盤底筋・骨盤周辺を中心に学んで行きます。かなり細かく学んで行くため、さらっとでもある程度復習しておいた方が良いでしょう。
トレーナー向けオンラインサロンPLAZ+の横隔膜のサイエンスはメチャクチャ勉強になり、ポスチュラル&ペルビス講習の理解の助けになりました。
呼吸のメカニズム
簡単にでも呼吸のメカニズムを予習・復習しておくと受講時に混乱せずに済むでしょう。
難しい事は必要ありませんが、体のどこ部分がどのように動いて呼吸が行われているのか、基本的な解剖学やメカニズムについて復習しておくと混乱なくスムーズな理解の助けになると思われます。
まとめ:高いけど学ぶ価値のある講座
1講座でも6万円、3講座で18万円超えの講座。しかも1講座16時間、3講座で48時間にもなる長編講座。
正直、お財布もスケジュールも「きっち〜…!」です。
しかし、ここで得られる知識は間違いなく唯一無二。PRIというメソッドだけを得るわけでなくあなたがよりよいトレーナーになる大きな助けになる知識を得ることができるでしょう。
姿勢とそれから派生する問題の改善への学びを深めたい人にはオススメの講座です。
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