こんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です!
妊娠・出産・育児で運動・食事がちゃんとできずに体重も増えて、体型も変わってしまった。
ダイエットをやっているけど家族との関係からなかなか上手く進められないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
実は子育てをしながら会社経営もしつつベストボディジャパンという美しい体型を作るための大会に出場し、全国大会3位になった方がいらっしゃいます。
管理栄養士の北嶋佳奈さんはレシピ本26冊出しているベストセラー管理栄養士。会社経営もしながら子育てもされる中でダイエットを成功どころか、全国的にもトップレベルの成績を収めました(instagram・Twitter・会社ホームページ)。
管理栄養士としての専門知識と筋トレの実践から、大会には出ないけど子育てをしながらダイエットを成功させたい人はどうすれば成功できるのか?という点をお話をお伺いしながら探りました。
目次
- 1 自分の体型の変わりようにショックを受けてダイエットスタート
- 2 張りきらない!パジャマで5分だけのエクササイズだけやると決めた
- 3 ビフォーアフター写真を撮ってちょっとした変化を感じられたことがモチベーションの維持に
- 4 子どもがいること前提でできる方法を探していく
- 5 他人と繋がっていることがモチベーション維持に効果的
- 6 子どもの食べ残しや家族との食事とダイエットの兼ね合いに悩まない方法が目から鱗だった
- 7 Q. おやつ欲はどうやってコントロールしていましたか?
- 8 Q. 体力に自信がない人はどんな運動から始めるのがおすすめですか?
- 9 子育てしながらダイエットを成功させたい人に伝えたいこと
- 10 北嶋佳奈さんおすすめのレシピ
- 11 編集後記
自分の体型の変わりようにショックを受けてダイエットスタート
Q. そもそもなぜ大会に出ようと思ったんですか?
もともと運動自体は全然やってなくて、筋トレが嫌いってタイプだったんですね。
筋トレをはじめるきっかけになったのはコロナが流行りだした後で、2020年の春くらいですね。
コロナが流行って運動不足を感じていたので、運動を始めてみようかなと。
そこで、まず自分の体の変化を記録しようと、鏡で自分の体を撮影してみたら自分が思っていた体型とは全然違くて凄くショックを受けたんですね。
以前は旅行に行って水着になることもありましたけど、出産してから自分の体型を見る機会がなかったので、自分の記憶がそこで完全に止まっていたんですね。体重自体は変わっていないし大丈夫だろうと。
で、そのギャップにあまりにもショックを受けて真面目に取り組んでみようと思いました。
最初は自宅でのYouTube動画から
最初はYouTubeによくある動画を見てトレーニングをしていました。
○分で美尻とかそういうのですね。
そういうのをスキマ時間にやっていたんですが、それだけでも体型が変わってきた感じがして、「あ、家でちょっとやるだけでも結構変わるんだなって思ったんですね。
パーソナルトレーニングへ通うための動機作りのための目標作りとしての大会出場
自宅でエクササイズをやっているうちにだんだん細かい欲が出てきて、YouTubeだけじゃ解消しきれない具体的な悩みみたいなのが出てきたのでパーソナルトレーナーをつけるのもいいかなって思ったんです。
でも、パーソナルトレーニングってお金も時間もかかるし、今まで以上にもうちょっと真剣に取り組む理由がないといけないと思ってその理由を探してました。
探している中で、仕事でベストボディジャパンという肉体美を競う大会にでた方のレシピ本を担当することになって、こういう大会があることを知りました。
自分の仕事は食事から健康でいるみたいなことを伝えているし、ただ、食事だけで健康でいようと伝えるよりも、この食事でこの体を作ったってことが伝えられるかもと思って出てみようみたいな感じでした。
張りきらない!パジャマで5分だけのエクササイズだけやると決めた
Q. 自宅での運動を続けることに苦労している子育て中の方も多い印象です。北嶋さんは何か続けるための工夫をしていましたか?
私自身も全然続けられないタイプだったんですね。
さあ、始めるぞ!と上下のウェアを揃えてみたりとか、ヨガとかピラティスとかに入会して週2で通うぞ!みたいな感じでやってました。
でも、それで全然続かなくて、それができない自分がイヤにあってきて結局やめちゃうみたいなことばっかりだったんですね。(※チェック)
とりあえず5分から始めて、余力を残すことが大切
なので、張り切ることはやめてもっと気軽に運動をしてみようと思いました。
例えば、起きてパジャマのままベッドの上でエクササイズをやるとか、料理をしている合間にスクワットしたりとか。
1日5分だけでもとりあえずやっていようという感じでエクササイズをやっていましたね。(※チェック)
以前は運動をするためにはジムに行ったりしなきゃいけないとか30分とかしっかり時間をとらなきゃって思っていたんですが、それだとなかなか難しいので、まずできる範囲でやってみようという感じです。
それから、頑張って疲れすぎないようにしていました。まだもうちょっとできるかも?もうちょっとやりたいってところで終わるようにしていました。
運動になれてくると疲れてやりきった感というのが気持ちよくなるんですね。
でも、運動になれてないと、「疲れた…」みたいなのが負の感情になって、また運動を行うのにちょっとしたハードルになってしまうんです。
なので、もうちょっとできるけど、続きは明日みたいな感じで終わるようにしていました。
ビフォーアフター写真を撮ってちょっとした変化を感じられたことがモチベーションの維持に
Q: 家での運動を続けられる人と続けられない人と分かれてきそうですが、今考えるとその差はなんだと思いますか?
意味があるって実感したからな気がします。
最初は5分とか10分とかしかやっていなかったんですが、ほんのちょっとですけど変わっていることに気づいたんですね。
同じ姿勢でもお尻はちょっと上がったかもとか、そういう変化がモチベーションになって続けられたと思います。
でも、それはビフォーの写真撮影をしていたからだと思います。
運動だけじゃ体重は変わらないし、服を着てわかるほどの変化でもないのでビフォーの写真撮影をしてないとその変化に気づけないと思うんです。
今の自分の姿を写真に収めるのはイヤだって思う人がほとんどだと思うんですが、とっておいた方が絶対に良いと思います。
後から見て、変わったんだってわかるので。
子どもがいること前提でできる方法を探していく
Q: お子さんがいてジムに通うのは難しいと思うのですがパーソナルジムはどうやって通われていましたか?
私は最初から子連れOKのパーソナルジムを探しました。探すと意外とあるもんですね。
託児所とかがあるわけではないですが、同じ部屋の脇に子どもにいてもらって見ながらトレーニングを受けていました。(筆者注: 藤本の知り合いでもHPに書いてないだけで相談すれば受け入れてくれるところは結構あります。書けや!!! to 藤本の友人のトレーナー)
トレーニングは小一時間程度なので子どもが飽きて泣き叫ぶことも余りありませんでしたし、目の届くところにいたのでそんなに心配することはありませんでした。
この脇にはお子さんも一緒にいらっしゃったりします。
自宅では子どもに邪魔されながらやれる範囲で
Q: 自宅でもお子さんがいると運動をするのが難しいと考える親御さんが多いですが、どのように運動されていましたか?
邪魔される前提で運動していました笑。
例えば、四つん這いでやるエクササイズとかあるじゃないですか。あれは習性なのかどうしても乗ってきたくなるようなんですね笑。
そんな中でも、できる範囲で少しだけでもやろう。できなかったらまた明日やろうという感じで運動をしていました。
完璧にやるよりも、「やらないよりはマシ」って思いながらやっていました。
運動をやろうってなると完璧にこなさなきゃって思う人が多いって思うんですね。ジムに行かなきゃとか30分間時間を準備しなきゃとかフォームも完璧に…みたいな。
でも、完璧でなくてもやらないよりはやったほうが全然良いので、とにかくできる範囲で余力を持って終われる範囲でやろうって思ってエクササイズをしていました。
これも張り切らないでやろうって気持ちの持ち方が良かったって思います。
他人と繋がっていることがモチベーション維持に効果的
発信活動をしているのがモチベーション継続に効いてる
ちょうど、今モチベーションが落ちている時期で、ジムとかも全然行けていないんですね。
いってて週2回、なんとか自分を奮い立たせて週1回とか。
でも、それでもなんとか行けているのはSNSで発信活動をしているのが大きいなと思っています。
SNSで誰かに見られているからしっかりしなくちゃいけないなとか、記録写真を載っけていっているので、元に戻っちゃったらもったいないなという気持ちがあるんで続けられている気がします。
Q: SNSとか発信をしていない人の場合は、何かのコミュニティに入ることも効果的ですか?
すごい、有りだと思います。仲間がいて、みんな頑張ってるから私も頑張ろうとか。
コミュニティに入らなくても、フォロワーがいなくてもSNSに自分の記録用のアカウントを作ってとかでも効果的だと思います。
やっぱり1人じゃ続けられないので、誰かが頑張るから自分も頑張れるっていう部分は大きいんだと思います。
子どもの食べ残しや家族との食事とダイエットの兼ね合いに悩まない方法が目から鱗だった
Q. お子さんや家族との食事の兼ね合いに悩んでいる方は多いと思いますが、北嶋さんはどうされていましたか?
子どもの食べ残しに関してはあまり悩んだことがないんです。私が食べても大丈夫そうなものを子どもに与えている感じなので。
Q: それでお子さんはきちんと食べてくれますか?文句言われたりは?
私が食べても体作りにあまり影響のない食事をベースに、子どもが好きな物をプラスするようにしています。
私の子どもはチーズとかソーセージベーコンとかそういうのは喜んで食べるので、チキンにチーズをたっぷりかけてあげたりとか、プラスしてソーセージを上げたりとかそういう感じで食事を調整しています。
それだったら、ベースの部分を残されても私が食べられたりするじゃないですか。
Q: 自分の食事をベースにして子どもが食べられるようにするという感じですか?
そうですね。そうすると食事を2度作らなくて済むじゃないですか。
例えばグラタンなんかを作るときは自分用にチーズは本当に少ししかかけないけど、子ども用にはたっぷりかけて上げるとかそういう感じですね。
ダイエット中でも普通のものを食べることは大切
真面目な人ほど、ダイエット中の食事を普段の食事と違う物にしようとしすぎている気がします。
例えば、鶏むね肉とかブロッコリー・ゆで玉子を自分は食べるけど、家族は別のものを普通に食べるみたいな。
でも、私はそういうのはちょっと違うなと思っていて、それだとダイエットが終わってから前のような食事の戻すってことじゃないですか。
それだと前に戻ってしまうので、できるだけ普段の食事から健康的な食事を作っていった方がいいなと思います。
なので、普段と変わらない健康的で美味しい食事がベースで家族は+αって考えるといいのかなと思います。
Q. おやつ欲はどうやってコントロールしていましたか?
おやつは都度買い。子どもに100円だけ渡して買わせてた
例えば、差し入れでもらったチョコが小分けになってたくさん入ってる袋とかあるじゃないですか。あれをちまちま食べるのができなくて一気に食べちゃったりするんですよね。
だから、家にはそういうお菓子はできる限り置かないようにしていました。
保育園と自宅の間にコンビニがあるんですけど、そのタイミングでコンビニによって、子どもに100円くらい渡して、この範囲で買ってねってしてました。
そうすると、大容量のおやつを買わなくいで家に置かなくて済むし、子どもも好きな物食べられて満足するし、たまに子どもがお菓子をくれたりするし笑
確かに大容量パックの方がお得だし、買いに行かなくて済むってメリットはあるんですけど自分もっしょになって食べちゃうからあまりよくないなぁと思っています。
その日、食べる分しか買わないようにしています。
Q. 体力に自信がない人はどんな運動から始めるのがおすすめですか?
今だったら最初からパーソナルジムに通うことをおすすめしちゃいます。
やっぱり予約して人が待っているので行かなきゃって気持ちが働きますし、自分に合った運動を教えてもらえるので、ある程度時間とお金を捻出できる場合はパーソナルトレーニングがおすすめです。
そこまで時間もお金も出せないなら、やっぱり自宅でYouTubeとか見ながら運動をするのがおすすめですね。
最初は竹脇まりなさんのチャンネルとか見ながら○分でくびれとかのエクササイズを探していました。
他にも振動がでないでできる、マンションでもOKみたいなやつですね。
北嶋さんが見ていたYouTubeチャンネル
子育てしながらダイエットを成功させたい人に伝えたいこと
あまり頑張りすぎないことが大切だと思います。
ダイエットしてるんだから、これやんなきゃとか、食事は家族とは別にして完全にダイエット食にしなきゃとかあんまり考えすぎないことが大切ですね。
食事も出来るだけ同じベースから発生させて、家族にはプラスしていくという感じの方がストレスも負担も少ないと思うので
運動だったらスキマ時間にちょっとやったりとか、とにかく無理のない範囲からやることが大切です。
北嶋佳奈さんおすすめのレシピ
最後に北嶋さんから子育てをしながらダイエットをする人におすすめのレシピを紹介してもらいました。
このほかにも北嶋さんのアカウントには簡単に作れて美味しくダイエットを成功させるためのレシピがたくさん。最近はレシピのみをまとめたアカウントを作られました(こちら>>>)
ぜひ、北嶋さんが発信する情報を参考にて、子育てをしながらのダイエット成功に向けてトライしてみてください。
編集後記
オンラインコーチとしてもとても学びのあるインタビューをさせていただきました。
特に、子育て中の方が悩むのが家族との付き合いの中の食事ですが、自分が食べるものベース+αで家族分を作っていくという考え方にはとても感銘を受けました。
運動も、決して無理しないで自分ができる範囲でやる。とにかく張りきらないで継続することがとても大切だと感じました。5分でもいいし、1分でもいいからとにかくやることが大切ですね。
そして、記録をつける事もとても大事ですね。短期間で大きく体を変えることが難しい中、ちょっとした体の変化を見つけて効果を感じることはモチベーションを維持するためには大切だと言うことを改めて感じました。
全てを完璧にやることはありませんし、やれることをやれるだけやることが大切ですね。
あなたがやっていることはなんですか?下のコメント欄に書いてみんなとぜひシェアしてみてくださいね。
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