こんにちは!
宇都宮のパーソナルトレーナーの藤本です。
ダイエットコンビニ飯をやっていてたまにされる指摘ですが…
その栄養成分表示誤差ありますよ!
という事です。
そうなんです。
実は栄養成分表示って必ずしも正確でなくて誤差があるんです。
実はこれも誤差があるんです…
消費者庁食品表示企画課の資料によると
栄養成分は、原材料の製造場所や収穫時期等の違いにより 原材料の製造場所や収穫時期等の違いにより同様のサンプルであっても、 含有量のばらつきが大きく、個体差の大きい食品などでは誤差が許容範囲に収まることが困難な場合もある。
と明記されています。
例えば旬の時期の魚と旬でない時期の魚の脂質量は違うんじゃないの?なんて考えた事はありませんか?
特に動物性食品だとお肉も魚も個体差があって同じ部位や種類であったとしても必ず値に違いは出てきますよね。
また産地によって違うでしょうし、輸送された過程や加工された過程でも違うかもしれません。
ですから誤差が出る事は普通な事なんです。
同じ鳥胸肉でも成分には誤差があります。
±20%までの違いはOK
消費者庁の食品表示法に基づく栄養成分表示のためのガイドラインによると、タンパク質・脂質・糖質は±20%までは表示をして問題がないとしています。
またそれ以上の変動がある可能性のある食品についてはその表示にした根拠を保管しておく事で表示を可能にするということが書かれています。
要するに下限から上限まで40%程度(場合によってはそれ以上)の差が出ることが考えられるわけですね。
そんなに差があるならその表示は信頼できるのでしょうか?
長期間やれば結局平均化される
一回の食事で摂るエネルギー量という意味ではあまり信頼は出来ないでしょう。これだけ幅があってなおかつ調理方法によって影響も受けますから。
しかし長期間続けるという視点になったら気にする必要はありません。
結局長くそれを続けることでその誤差は結局平均化されてだいたい表示のようになってくると考えられます。
しかも一回一回の食品の正確なエネルギー量を知る事は不可能ですから、結局その表示をあてにするしかないわけです。
この記事の通り過少申告できるシステムではあるんですがそんな事を言っても私たちができる対策は無いので、表示を参考にして体の反応を見ながら自分の摂取カロリー設定をいじっていくしか方法はありませんよね。
ダイエットは短期間と捉えているから気にしてしまうのでは?
短期間で何キロ落とす!という風に目標を決めて実行しようとすると確かにこの誤差は気になってしまうかもしれません。
しかし長期的に健康的に体重をコントロールするという発想になったら、さほど気にすることはありませんよね。
結局長期的に見たらそれは平均化されて、同じであると考えられるのですから。
そもそも自分自身の消費カロリー自体も「推定」でしか出せません。
摂取カロリーも消費カロリーも全て「推定」です。
ですからここを「正確」にやろうとすると失敗してしまいます。
自分に合った方法を探しながら進める
摂取カロリーもタンパク質・脂質・糖質摂取量も全て推定でしかありません。
じゃあ何を頼りにすればいいのか?となったら
1. 大まかな基準値を作る
2. それに合わせて食事を摂ってみる
3. 体の反応を見ながら少しづつ変化させてみる
この手順で食事を進めていくと良いと思います。
まずは推定値で大まかな基準を作りましょう。
次にその推定値で出した大まかな基準で食事を摂ってみて、自分の体はどんな反応をするのか?というところをチェックしていきましょう。
あとは体の反応を見ながら少しずつ食事や運動を変化させていく事で自分の体に合った食事スタイルが見つかると思います。
カロリー計算でも食事の仕方でも必ずこれを守らなければならない!という事はなくて自分がやりやすい方法を色々考えながらあなたにフィットした方法を探していきましょう。
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