こんにちは!
女性の体型改善を専門にコーチングをしている藤本です。
この記事ではお腹が痩せない原因とどうすればお腹が痩せるのかをプロのダイエットコーチの視点から解説していきます。
一生懸命頑張っているのにお腹がやせないのはしんどいですよね。
毎日腹筋やプランクを頑張っていて、有酸素運動も一生懸命頑張っているのにお腹が凹まない…
本当にイライラすると思いますが、いくら腹筋運動などを頑張ってもお腹がやせないのにはいくつか理由があるのです…
腹筋を鍛えてもお腹が痩せない3つの原因
適正体重ではないから
現在あなたの体重は何キロですか?
BMIはいくつですか?
お腹を凹ませようと頑張ったところで、もしあなたの体重がBMI25などちょっと重めなのであればお腹は引っ込んできません。
高レベルのボディビルダーやアスリートは別ですが、基本的に体重が重いと言うことは、それに応じて脂肪が多い状態と言えます。
かつ、運動は体重を落とす効果は非常に低く、腹筋をどれだけ頑張ったところで体重が落ちることはありません。
ですから腹筋をいくら頑張っても体重が重ければお腹は凹んできません。
体脂肪は落ちないから
腹筋をすることでその部位の脂肪が燃えるというイメージを持っているかもしれません。
しかしその部位を動かしたからと言って部分的に脂肪が落ちるという事はありません。
ですから腹筋を沢山動かしたところでお腹の体脂肪が落ちることはないのです。
腹筋運動をすることで腹筋をつける事はできます。
しかし、脂肪の総量はほとんど減りはしないためお腹が痩せることはありません。
姿勢やアライメントが改善しないから
もし、あなたが頑張ってBMI20以下まで持ってきていたとしましょう。
しかし、お腹が凹まないというのであれば問題がある部分はおそらく姿勢です。
こちらのイラストを見ていただくとわかりやすいと思います。
左から反り腰・理想・猫背の姿勢をイラストで表していますが、理想的な姿勢の人はお腹が平らになっています。
一方で反り腰・猫背はぽっこりとお腹が出ているのがわかりますよね。
反り腰の人は背骨が過剰に反ることでお腹が前に突き出される形でお腹が出てきます。
一方で猫背の人は背骨が前に曲がることでお腹部分に脂肪が集まります。
このように姿勢の改善がなされないとお腹は中々痩せないのです。
腹筋は体重を落とさない
前提として適正体重になることが必要
厳しいことを言いますが、お腹を凹ませたければ適正体重になる必要があります。
お腹が凹んでいるというと一般的よりも少し細い必要があります。
平均的な女性のBMIは21〜22の間です。
ですからBMI21を少し割る程度の体重であることが重要です。
しかし注意することがあります。
体重は落とせば落とすほどお腹が凹んだり、見た目が改善するというわけではありません。
落としたとしてもBMI20までにしておく事が大事です。
これは厳守しましょう。
体重を落とすのは食事
体重を落とすのに最も重要な物は何でしょうか?
運動?その中でも有酸素運動が良いでしょうか?筋トレが良いでしょうか?
いいえ、体重を落とすのに最も効果的なのは食事です。
特に摂取するエネルギーを消費するエネルギーよりも少なくすることが大切です。
ですから、運動ではなく食事を改善していきましょう。
詳しくはこちらの無料オンラインビデオコースで解説していますから、以下の画像をクリックしてぜひ登録してみてみてください。
体重を落としても脂肪は落ちない
体重を落としても体脂肪が落ちるわけではない
では体重を落としてBMI21を少し切るくらいになったとします。
前よりは少しお腹が凹んだけど、まだブヨブヨ感があると感じているかもしれません。
それは体重の落とし方が悪かったのかもしれません。
体重の落とし方も下手に行うと筋肉ばかり落として脂肪は全然落ちないという結果になります。
適切な栄養・睡眠・運動が非常に大切
1kg体重を落としたのに800g筋肉が落ちて、200gしか脂肪が落ちなかったという結果になったらあなたはどう思いますか?
お腹は相変わらず出たままだし、一生懸命努力したのに何の意味もなかった。むしろ体型は崩れてしまっている!
そんな感想をいただくと思います・
しかし、現実的にそういうことは起こりうるのです。
これは睡眠時間の研究ですが8.5時間睡眠をとったグループと5.5時間の睡眠をとったグループの体重減少度合いと脂肪・筋肉量の変化の度合いをチェックしました。
その結果両グループともに体重の落ち具合は変わりませんでしたが、5.5時間グループの方は筋肉:脂肪 = 8:2で落ちたのです(8.5時間グループは5:5)。
怖い話ですね。平均睡眠時間5.5時間の人は世の中にメチャクチャ沢山います。
ほかにも栄養バランスの偏った食事だったり、摂取エネルギー量が少なすぎると脂肪は落ちず筋肉はガンガン落ちるなんて事も普通にあります。
間違った運動方法だと、いくら頑張っても筋肉がつかないと言うことも普通にあります。
怖いですね。本当に…
なので適切な栄養・睡眠・運動は本当に本当に大切なのです。
脂肪を落としても凹まない
姿勢が悪いとお腹が出てくる
さて、ここまで来て、睡眠もしっかりとってるし、栄養バランスのとれた食事でゆっくりと体重を落とした。エクササイズもしっかり無理なく継続できている。
でもお腹がまだまだ凹まないという人もいます。
しかし、すでにBMIが20程度まで到達している場合は、これ以上落としたとしてもお腹のたるみが改善することはないでしょう。
改善するためには姿勢を変える必要が出てきます。
運動の内容を考えることが重要
姿勢を改善するためにはただ腹筋背筋を一生懸命頑張るだけではいけません。
股関節や肩関節や首回りの柔軟性や筋バランスなども改善していかなければいけません。
ですからただ運動を闇雲に頑張るのではなくて、適切な運動を適切な両行う事がとても大事になります。
例えばこのコースではお腹が出てくる要因と引っ込めるためのエクササイズプログラムを提供しています(有料です)。
ですから適切なエクササイズプログラムを実行していくと言うことが非常に大切になるのです。
お腹を凹ませるためにやるべき4つの事
適正体重にすること
何度も繰り返しますが適正体重にすることが非常に大切です。
体重にこだわりすぎと言われるかもしれませんが、私はこだわります。
なぜなら体重は健康と見た目に大きく関わるからです。
ただ、細ければいいわけでなく多くの人に美しく見られたいのであれば健康である範囲で細くある必要があります。
ですから私はいいます。
健康を保てる体重にこだわれと。
栄養バランスのとれた食事にする事
適正体重にしたところで、適度な筋肉や脂肪の量、体力がなく姿勢が悪いでは全く意味がありません。
それらを作るベースになるのは毎日の食事です。
じゃあ、どんな食事にすればいいのかと言ったら非常にシンプルで栄養バランスのとれた食事です。
栄養バランスのとれた食事とは
必要な栄養素が過不足なく適切な量摂取できる食事
という事です。
タンパク質は沢山とった方がいいの?脂質や糖質はできるだけ避けた方がいいよね?
いえ、全ての栄養素を取り過ぎず、とらなすぎず適切な量をとるようにしてください。
そうすることでスッキリとした美しい体を作ることができます。
栄養バランスのとれた食事の摂り方については以下の無料オンラインコースをご覧ください。
7時間睡眠をとること
睡眠が不十分だと体脂肪が落ちないことはわかった。
じゃあ、どれくらい眠ればいいのか?という疑問になりますが、できれば7時間程度寝て欲しいと思います。
ほとんどの人がその程度とっておけば、脂肪燃焼に悪い影響はないでしょうし、日中に余計な眠気を感じることもないでしょう。
そんなにとれない…
という人は今よりも15分でも長く寝るようにしましょう。
15分だったら少し頑張れば出来ると思います。
またタイミングを見つけてお昼寝をしてもいいと思います。
睡眠を意識してしっかりとりましょう。
ストレッチから始めること
姿勢を改善するために筋肉は非常に大切になりますが、同じくらい大切になるのは筋肉の柔軟性です。
後ろ側の筋肉は柔らかいけど、前側の筋肉が硬くバランスが悪くなり姿勢が悪いという人は非常に多くいます。
筋トレでバランスを改善できないわけではないのですが、それは自分一人でやるにはかなり難しいかと思います。
普段ストレッチをしていない部分を伸ばすだけでも最初は十分に運動になります。それを行った上で余裕がでてきたら筋トレを入れていくことをオススメします。
まとめ
いくら腹筋運動をしても中々お腹が痩せないのはアプローチの仕方に問題があるからです。
効果的にお腹を凹ませるためには食事・睡眠・運動など生活習慣全体を改善していく必要があります。
いきなり全てを変えることは難しいと思います。一つ一つ確実に変えていきましょう。
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