こんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です。
この記事では実際に16時間断食をやって感じたデメリットについて詳しく話していきます。
以前、体重を半年で6kg程落としたときがありました。始めたときは朝にプロテインだったんですが、途中で朝食を抜きにして、16時間断食に切り替えたことがあります。
やってみると明らかに良い部分もあり、誰かにコーチングするときはこの方法をおすすめすることもあります。
しかし、私は途中でやめてしまいました。やってみてデメリットも大きかったからです。
目次
そもそも16時間断食とは?
ざっくり説明すると24時間の内、16時間はカロリーのある物を一切摂らず、8時間の中で1日の食事と栄養摂取を完了するという食事法です。
元々はスウェーデン人のマーティン・バークハンという人がリーンゲインズという方法を考案し、素晴らしい結果を出していたことで世界中に広がっていきました。
16時間何も食べなければ、8時間は何を食べてもOKという食事方法でないことは注意しなければいけません。
カロリー計算をきちんとしなければいけません。
16時間断食の2つのデメリット
16時間断食はメリットの部分もとても大きく、個人的にはおすすめすることも多い方法です。
しかし、私は途中でやめてしまいました。そんなデメリットについて詳しく解説していきます。
やってみて感じたデメリットは2つ。食事間隔が短すぎてお腹パンパン。朝食抜きはしんどい。ということでした。
食事間隔が短すぎてお腹パンパンになりすぎる
私が16時間断食をやったときに感じたデメリットは1食の量が多すぎることでした。
食べきるのがしんどい…。特に夜を食べきるのがとにかく大変だった…。
この頃の摂取エネルギー量は1,800kcal/日。
朝プロテイン2杯で200kcal程度
昼は #ダイエットコンビニ飯で400kcal
おやつは200kcal
夕食は1,000kcal。どんだけ食べるねん…。まあでもいけました。
この朝のプロテインをおやつと夕食の前に持ってきました。
ということは、午後から夕方にかけて、おやつ・プロテインと飲んでまもなく夕食1000kcal摂らなければいけないわけです。
1,000kcalってお米お茶碗2杯ちょっと・お肉300g。サラダ150gとかそういう感じの夕食になるんですね。
お肉300gは○きなりステーキ行ったことある人はわかると思いますが、これだけでお腹いっぱいになる量。
サラダ150gはカット野菜1.5袋分です
イヤ、食事の間隔さえあけば1,000kcalは余裕です。でも、矢継ぎ早に食事摂るから全然お腹空かない…。
結局お腹パンパンでしんどすぎて自分には無理でした。
結局、元の食事スケジュールにもどしました。
朝食抜きはやっぱりしんどい
朝食抜きが私には無理なところでした。というのも私が超朝型タイプの人間だから。
普段の生活スケジュールは5:30起床、6:30から仕事開始。寝るのは22:30です。
私の場合は午前中に一番集中力が高まっている状態で、午後は徐々に集中力が低下してきます。
となると、午前中に大変なタスクをできるだけぶち込みたいわけです。
そこで、エネルギー切れを起こすとその日一日の仕事がぐだぐだになってしまいます。
16時間断食って、基本的に朝食を抜くことになるじゃないですか。だからどうしても午前中に空腹感が強くなります。
慣れりゃ大丈夫って言われます。確かにある程度慣れるんですけど、慣れても集中力の低下はありました。
それは個人的にちょっとしんどいところなんですね。
なので、午前中に集中力切れを起こさないように朝食をとるようになりました。
16時間断食で太ってしまうたった一つの原因
16時間断食をやって太ってしまった人って、結構いると思うんです。
その原因って単に食べすぎです。
8時間以内だったら好きな物を好きなだけ食べてもOK。スーパーフードを食べたら脂肪燃焼効果がUP。
そんなことが可能ならみんなやって、みんな成功してるって…。
結局カロリー計算をして、消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくしなければ体重は落ちません。
16時間断食は太るのがデメリットと思っている人は、単に食べすぎです。
16時間断食に向いていない人
デメリットから考えると16時間断食に向いていない人は、朝型の生活の人、朝に食欲が大きくなる人。午後以降に忙しくなり食事を摂る時間が取りにくくなる人の3タイプかなと思います。
詳しく解説していきますね。
朝型の生活の人
私のように朝型の生活の人は向いていないかも知れません。
午前中に最もエネルギーを使う生活をしている人は、午前中にしっかりとエネルギーをとらなければいけません。
であるならば朝食を欠かすことは出来ません。
もちろん夕食をなくせば16時間ダイエットは可能かと思いますが…。
1日の最後、疲れているときに回復するための食事を外すわけにはいかないですよね。
と、考えた私のような朝型生活は向いていないと思います。
朝に食欲が大きくなる人
朝に食欲が大きくなる人も、16時間断食に向いていないと感じました。
食欲が大きくなる時間は個人差があります。夕食に最も大きくなる人もいれば、朝食ガッツリで夕食はわずかでいいという人もいます。
ランチに最も大きくなる人もいますよね。ラーメンライス当たり前みたいな人も結構いますから。
印象としては夕方に最も食欲が大きくなる人が最も多いとは感じていますが、どちらにしろ個人差は大きく無視はできません。
午後以降に食事の時間を取りにくい人
午後以降に忙しくなる人は16時間ダイエットは向いていません。なぜなら午後に食事タスクが増えてめんどくさいし、お腹いっぱいで食べるのがおっくうになるから。
8時間以内に1日の食事を全て摂るという方法は、言い換えると8時間以内にしか食事を摂れないということです。
ということは、短い時間で多くの食事タスクをこなさなければいけなくなります。これは結構めんどくさい。
まとめて摂ればいいじゃんっていうかもしれませんが、一食食べるのに今度は苦労するようになります。一食が多すぎるから。
だから、午後以降に忙しくなって食事時間を取りにくい人は実行しにくいかもしれません。プロテインバーなどを持ち運んだ方がいいですね。
16時間断食をやって良かった点
このように私はデメリットを多く感じましたが、一方でメリットも多く感じました。
ここでは16時間断食をやって良かった点について解説します。
食事時間が安定する
食事時間が安定するのが16時間ダイエットの大きなメリット。それ以外の時間でムダ食いしなくなります。
太る人の食事時間は「いつでも」なんです。お腹が空いていなくても「食べたくなったら食べる」というのがデフォ。自分もそうでしたから。
でも16時間断食するときめて、8時間以内に全て食べきるルールを決めると、それ以外の時間に食事は食べてはいけないという気持ち的な制約がかかり食事をセーブしやすくなります。
結果として、ほぼ食事を摂る時間が決まって、余計な食事が減りました。
太る人は食事のルールがなかったり破綻したりしているので、守れる現実的なルールを作ることが大切というのを特に感じました。
毎日お腹パンパンは辛いということを知った
基本的にお腹いっぱいになろうが、美味しいものを食べたいし、詰め込みたい人です。
口の中の「美味しい!」って感覚が優先になるので。そういう意味で私はデブ脳なのですが…。
だから、毎日お腹パンパンでも平気だろうしむしろ幸せだろうなぁって思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。
辛いです…。
お腹パンパンになろうが食事が美味しくなければストレスが溜まるってこともわかりました。
かといって美味しくてもお腹はある程度満たされなければ、満足はしない。
ということは美味しさと満腹度合いがお互いちょうど良くなるスイートスポットがあるのでは?と感じました。
お腹パンパンになればいいわけではないですし、ある程度の美味しさとある程度の満腹感。そしてカロリー収支はマイナス。このポイントを見つけていくのが大切だと感じました。
自分自身に合った生活スタイルがわかった
やってみて強く感じたのは、とにかく私は朝型生活が合っているのだなと感じました。
朝にもっとも集中して動く。そのためにエネルギーが必要。だから摂らないといけない。
そう考えると現実的に朝食を抜く選択肢になる16時間ダイエットは厳しいなと感じました。
そういう意味で、自分自身のライフスタイルに合った食事方法を見つけられたという点でやって良かったなと思いました。
ここは実際にやってみて初めてわかったことですから、どうかな?と思ったことはリスクがなければとりあえずやってみればいいのかなと思います。
まとめ:デメリットはあるけどやって良かった
16時間断食にも当然デメリットはあります。ありますが、実際にやってみて感じたことや自分自身のライフスタイルはどんなライフスタイルなのかを把握できた点でやって良かったと感じます。
結局やめて体重落ちてますから。でも、それは失敗して自分自身の事を知れたから。
色々な食事方法があります。どれをやろうか迷うかも知れません。
しかし、健康リスクがなければどんどんやってみて自分にあっているかどうか試してみればいいんです。
そして自分なりのダイエット方法を作っていけばいいんです。
自分に合ったダイエット方法を見つけるんじゃなくてね。
ぜひ色々チャレンジしていって自分自身を知っていってください。
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