こんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です。
自分の運動量や健康状態をチェックしてくれるXiaomiのSmart Band7を買って3週間くらい使ってみました。
以前からスマートバンドなどにはなんとなく興味があったんですが、つけると何かいいことあるかな?と疑問に思っていました。
でも使っていると、運動が出来ない方、運動が継続できない人にはとってもおすすめだと感じました。
今回は使ってみて良かった点・悪かった点・特に変わらなかった点などをレビューしていきます。
目次
Xiaomi Smart Band 7とは?
この記事を読んでいる人は、そもそもXiaomi Smart Band 7って何?って思っている人もいると思います。
Xiaomi とは中国に本社を置く家電メーカー。スマートフォンメーカーとして2011年に創業された新しい会社で低価格・高性能のスマホを製造しているととても評価が高いメーカーです(参考)。
値段から考えると、ちょっと信じられないスペックが詰まっているスマホがいくつかあったので、本気でiPhoneからの乗り換えを検討していたことがありました。
Redmi Note 11 Proとかスペックに対して価格が45,000円以下ってバグっています…。
Smart Band 7とはそんなXiaomiが販売しているスマートバンド。
バンド上になっていて手首に巻いて利用します。つけているだけで歩数や運動強度、心拍数などを記録し健康管理をしてくれます。
ライバルの商品として有名なのがFit Bitやガーミン・apple watchでしょうか。こういったものが競合になります。
特徴はXiaomiらしく価格。
圧倒的に安い…!
ですから世界で一番売れているスマートバンドのようです。
なぜ買ったか?
プロのダイエットコーチだったらFit BitとかApple Watchを選びそうじゃないですか?特に知り合いのトレーナーは10万円を超えるような商品であるapple watch ultraを購入している人が何人かいました。
ここではなぜFit BitやApple WatchでなくXiaomi Smart Band 7を買ったかについてお話ししていきます。
購入を考えた動機:歩数が2,000歩台連発
Ankerのスマート体重計 Eufy Smart Scale C1を購入し、アプリをいじくっていたらFit Bitと連携が出来ると知ったんです。
Fit Bitは最も有名なスマートバンド一つ。オシャレで健康管理のとても役に立つと評判です。
最近の私の生活は家にこもりっきりなことが増えました。
ありがたいことにオンラインコーチングのご依頼をたくさんいただいたり、Webメディアでの記事執筆も増えているので、とにかく部屋から出ない。デスクに座りっぱなしのことも多い。
iPhoneのヘルスケアを除くと歩数が1日2,000歩台とかザラです。これは私が家の中でiPhoneを持ち歩かないからですが…。
トレーニングをしにジムは行ってますが、それ以外の時間の運動量が低すぎるのでは?
それ以外の時間の運動量は一体どれくらいなのか?
あまりにも足りなければちょっと改善しようかな?
と感じました。
また、使ってみて良ければお客様にも使用を勧めてみようと考えていました。
ですから最初はFit Bitの購入を最初考えました。
Fit BitやApple Watch高い…
それからFit Bit購入を考えたのですが、Fit Bit微妙に高い…。
最新モデルだと15,000円強…。旧モデルでもいいですが、実際使えるの?という疑問も出てきました。
私はapple製品ユーザーでスマホはiPhone、パソコンはMacbook pro、タブレットはiPad proを利用しています。ですからFit Bitと似たような機能を持つApple Watch購入も検討しました。
しかしApple Watchも安めのモデルであるSEでは3万8000円くらい。電池持ちも微妙…。うーん…
イヤ、手が出ないことはない。でも15,000〜40,000円払って全然使わなかったとか嫌じゃないですか…。
もうちょっと安いのないかなー?と思って探していました。
Xiaomi Smart Band 7なら7,000円弱
そんな中AmazonでサジェストされたのがXiaomi Smart Band 7。
そういえばガジェット系YouTuberも結構レビューしてたなって思い出しました。
価格は7,000円弱。Amazonタイムセール祭りで6,280円になっていました。
歩数測定機能や運動量・強度、消費エネルギー量、心拍数、血中酸素濃度の測定はもちろん、アプリを介してスマホへの自動同期もできる。
私が欲しい機能が一通りそろっていて6,280円
とりあえず買ってみて試してみるのにはちょうどいい値段。
試して使わなくなったらスマートバンドはいらないっていう判断になります。
使ってみて便利だけど不満点が出てきたらFit Bitなど高い物に乗り換えようという判断も出来る。
逆に全然不満が出ないのであれば、これをずっと使えばいいやと考えることができます。
というわけでとりあえずポチって使ってみることにしました。
さすがamazon。翌日にはすぐに到着しました。
Xiaomi Smart Band 7をプロトレーナーが使って感じた快適さとメリット
ここではプロのパーソナルトレーナーがXiaomi Smart Band 7を使って感じた快適さとメリットについて詳しく解説していきます。
まとめて一言で言うと、「運動が楽しくなって動くようになる」です。
通知をしてくれることで動くようになる
Smart Band 7は一定時間座っていると、バイブ機能で「長時間座っているから立ち上がりましょう」と知らせてくれます。
座りすぎが身体に悪いのです。腰への負担も大きく腰痛の原因になりますし、様々な疾患にかかりやすくなったり、果てには死亡率も増加すると考えられています。
要するに定期的に立ち上がらないと健康に悪いと言うことですね。
バイブ機能を使って座りすぎの危険性を知らせてくれることは自分が想像していた以上に役に立ちました。
これ、他の方法に比べて動くようになりました。
例えば、私はポモドーロテクニックといって25分タイマーをセット。この時間は作業に集中。5分間は休憩や別作業という集中テクニックを使うのですが、5分間に立ち上がろうと思っていたんですね。
しかし、作業が中途半端だと5分間を無視ししてそのまま続けることも多かったんですね
そこをSmart Band7から通知を受けること、そして文字として指示してくれることで明らかに立ち上がって歩き回る意識が高まりましたし、歩数も多くなりました。
これは他の何かから知らせてくれるっていう意味ではとても良いのかなと感じました。
エクササイズへのモチベーションが高まる
Smart Band 7を使う事でエクササイズのモチベーションが明らかに高まりました。
Smart Band 7にはエクササイズの運動量などを達成すると通知してくれる機能があります。
運動は量の他にも強度が大切。
ただ歩くのも効果的なのですが、心拍数がある程度上がるような運動をすることも健康に対してはとても大きな影響があります。
強めの運動は筋肉量などにポジティブな影響がありますしね。
Smart Band 7は1日6000歩達成すると目標を達成しましたと出てきてくれたり、筋トレやバスケットボールの個人練習などを一定量以上していると、中強度以上の運動目標を達成しましたと知らせてくれます。
これ、1度達成すると今日も達成したいなと思って動くようになります。
例えば、以前より散歩するようになりました。
前から散歩はしていたんです。デスクワークが長くなって体がだるくなったときは5〜10分くらい散歩して気持ちを切り替えていました。
これもやるときとやらないときがマチマチ…。やらない日も結構ありました。
しかし、Smart Band7をつけると1日の歩数が表示されます。そうなるとやっぱり歩数の目標が気になるんですね。
以前よりも実施率は明らかに上がって、運動量も少し上がりました。もちろんやらない日もありましたが全体で少し増えたことが良いことだと思います。
他にも筋トレやバスケットボールで中・高強度の運動をある程度行っていると、それも今日の目標を達成しましたと伝えてくれるのでそれも達成したくなりますよね。
そういった目標達成などを通知してくれると明らかにモチベーションが高まるので運動したくなりましたし、楽しくなりました。
バッテリー持ちは本当に良い。でも2週間は持たない
バッテリー持ちは凄く良かったです。1週間以上充電せず、ほぼつけっぱなしにしていました。
1度バッテリー切れを起こしましたが、2時間くらいかな?それくらいの充電で100%になっていました。
公式では2週間を謳っていますが、さすがにそれは機能を最小利用したときでしょう。それでも1週間充電しなくていいというのは十分な電池持ち。
充電ストレスは一切ありませんでした。
着信通知機能は全然使わなかった
一般的に販売されているSmart Band全般の機能としてスマホの着信やLINE通知を知らせてくれるという機能がありますが、私は使いませんでした。
というか使いたくない。
仕事に集中しているときに何かの通知があると作業が中断されて集中力が途切れてしまいます。
それを避けたいので、この連携機能は使っていません。
いただいたメッセージは着信を確認するのは1日の仲で決めた時間だけにし、その時間に返すようにしています。
いつでも着信を受けるのは家族だけに設定しています。
Xiaomi Smart Band 7実使用で感じた不満・デメリット
とても運動するモチベーションが上がり、実際に動くようになったSmart Band 7の着用ですが、もちろんデメリットも数多くありました。
基本機能は十分で知りたい数字は知れるし、運動を促してくれる。しかし細かい部分でちょっとずつストレスがあるというのも事実です。
この部分が気にならない人には断然オススメです。
バンドが外れやすい
もう、これはメッチャ気になりました。
バンドが外れやすいんですよね。どれくらい外れやすいかと言ったら、車の運転中に少し腕を動かしていたらパチッと外れてしまうことが何回かありました。
当然付け直さないといけないのでこれがちょっと面倒だなぁ…って感じていました。
きちんとはめていないのでは?といわれるかもしれません。
しかし、細かいことを気にしないできちんとはめられるようなバンドにして欲しくないですか?
そんなことに手間かけたくないじゃないですか。めんどくさいから。
って思います。
もうちょっと外れにくいバンドにして欲しいなと思います。
しかし、値段は6,280円なんですよね…。
という感じです。
文字盤の種類が少ない&好みじゃない
文字盤のデザインがあまり好きじゃないですね…
選べる数も少なくて、うーん…っていうのが多かったです。
ただ、6,280円なんですよね…
ここは好みかなと思います。
全ての文字盤デザインはこちらからどうぞ>>>
毎秒計測ではない
心拍数や血中酸素濃度の測定は毎秒表示ではなく何分間かに1回の測定です。
ですから今の状態を知ることができないんです。
今すぐ測定することも出来ますが、自分で押して数秒待たないといけない。
今の体のコンディションを知りたいときにはちょっとストレスかなぁ?と感じましたね。
このエクササイズでどれくらい心拍数が上がっているのか?どれくらいの強度で運動しているのか?そういうのがサクッと知れないのはちょっと面倒でした。
ただ、6,280円なんです…。
全体的なデザインは無難
デザインはよくも悪くも無難です。別売りバンドでカラーバリエーションをつける事ができますが、やっぱり無難は無難。
フィットネストラッカーをつけてます!っていう感じにもなってしまいます。
かっこいいか?良くないか?
誰がつけても無難です。
ただ、6,280円なんです…。
つけてテンションは上がらない
以上の様なことから、ちょっとしたストレスが結構あるんです。
もちろん、身体状態を定期的にモニタリングしてくれる機能や、「運動しませんか?」と通知してくれるのは私の望んだ機能ではありますが、使っててややストレスに感じる部分があります。
デザイン的には無難。むしろフィットネストラッカーつけてますって感じになります。
文字盤は好みの物がない…
となったらずっとつけっぱなしにしててテンションが上がるかといったら…?
という感じです。
ただ、値段は安いですから十分とも言えます。
これは何をどう取るか?の問題ですね。価格なのか?デザインや快適さなのか?
便利さも見た目のデザインも大切
今回Smart Band 7をつけて強く感じたことの一つに便利さだけでなく見た目のデザインも凄く大切ということです。
確かに便利なんですよ。でもつけててテンションが上がるか?つけたいか?といったら「まあつけてもいいかな?」という感じ。
これは見た目のデザインが大きいなと思います。
やっぱずっと身につける物は自分の好きな物を身につけたいじゃないですか。
でも、それを無難過ぎる感じにしすぎるとあまりテンションは上がらないし、つけたいなーとはあまり思わないです。
便利さからつけますが、これが値段が上がるとやっぱりデザインにこだわった方がいいと思うんです。
おまけ:衝撃の結末
2022年10月15〜17日まで大阪に旅行に行きました。
藤井風ライブツアーに当選し、ライブを見に行くついでに色々観光をしてきました。
お好み焼き・たこやき・肉吸いet…食い倒れもして大阪の名所にも行ってきたり中々楽しい旅行だったんですね。
この旅行にもSmart Band 7をつけて旅行をしていたんですが、ライブ会場最寄りの駅について、手首がなんか軽いなーって思ってぱっと見てみたら…
え?バンドないじゃん…
そう、バンドがとれやすいため電車移動中に外れて、どっかになくしてしまいました。
イヤ、お試しのつもりで買ったからショックは大きくないんですが、これがFit Bitだったらちょっとショック大きいですよね…
実際に高価格帯のフィットネストラッカーは外れにくい仕様になっているようです。
ここで、バンドが外れやすいっていうデメリットが出たかーって感じましたね。
フィットネストラッカーを無くしたくない方は外れにくさっていうところを重点的に見た方がいいかなと思います。
まとめ:使用に若干のストレス。しかし必要十分な機能が備わっている。最初の一本に
最後にはなくしてしまいましたが、率直に言ってとてもいい機能がそろっていて7,000円弱で買えるフィットネストラッカーとしては非常に優秀です。
コスパ最強。世界で一番売れているスマートバンドというのは納得できる評価です。
一方で、細かい部分にストレスを感じるのもまた事実。
バンドの外れやすさとか見た目のデザインとか。ここらへんは安いなりだなと感じました。
しかし、必要な機能は十分に備わっているので、そもそもスマートバンドって便利なのかな?使ってみて良いのかな?って疑問に思っている人はまずこれを買ってみるといいです。
不満がないならそのまま使い続ければいいし、私のように不満を感じる部分が出たらそれを埋める機能を持つスマートバンド購入を考えればOK。
迷ったらとりあえず買ってみる。不満が出たら、それを埋める他のを買えばいい。
そんな商品です。
迷っている方はまずは買ってみることをオススメします。
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