こんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です。
Step 1では肋骨を開かせる筋肉をほぐして、閉じやすくしました。
Step 2で実際に行うのは肋骨を閉じる筋肉を鍛えることです。今回はなぜ、鍛えるのは後なのか?について解説しつつ、閉じるのに必要なエクササイズを動画で紹介していきます。
目次
開く筋肉を緩めるのが先。その後に閉じる筋肉を鍛える
肋骨を閉じる筋の力は弱いから
STEP 1でも解説しましたが、肋骨は閉じる筋肉が開く筋肉よりも弱いからです。
肋骨が閉じる動きは、基本的に筋肉によって能動的には起こらず、受動的に行われます。
肋骨は息を吐き、肺から空気が抜けたときに閉じるようになっています。
肺から空気が吐き出されるには、肺が自らの弾力で縮まることで起こります。
肺をゴム風船だと思って下さい。
空気を目一杯入れたゴム風船はパンパンに膨らみますよね。
一方で風船はゴムでできていますから膨らむと引っ張られた力に反発して縮まろうとします。
そして、風船の口を開けるとゴムが縮まって中の空気が排出され風船は縮まります。
肺が空気を吐き出すのも基本的に同じシステム。空気を吸って膨らんだ肺はゴム風船と同じように縮まる力が生まれます。その力によって空気を吐き出すのです。
肋骨はそれに付随して開閉するようになっているのです。
もちろん肺の伸び縮みだけで空気の出し入れをしているわけではありません。
運動をしているときなど、より効率的に換気をしなければいけないときは筋肉に頼ります。
しかし、日常生活の呼吸の基本的なシステムは肺自体が縮む事による空気の出し入れだと言うことです。
ですから最初から鍛えたとしても、肋骨を開かせる筋肉が固くなってしまっていると、閉じる筋肉を鍛えたとしても上手く動かないわけです。
しっかり閉じるには筋肉の働きが必要
肺の伸び縮みが肋骨を閉じる主なメカニクスになるのであれば、周りの筋肉を鍛える必要はないのでは?と思われるかもしれません。
しかし、しっかり肋骨を閉じてくびれを作ったり、ぽっこりお腹を凹ませるためには閉じるための筋肉を鍛える必要があります。
ほぐされて柔らかくなったとはいえ、開きっぱなしになっていた肋骨はその位置に定着しかかっている状態とも言えます。それをしっかりと閉じてくびれを作るためには、今までよりも少し強く呼吸をして、肋骨を閉じられるようにしなければいけません。
ましてや今までよりもスタイルをよくしたいのであれば、負荷をかけてしっかりと閉じる力をつける必要があります。
ですから、緩めた後には鍛える必要があるのです。
STEP2はどれくらいやればいいの?
一週間継続して行う
このプログラムは一週間継続して行うように作られています。
ですから、STEP1を一週間行ったら、次の一週間はSTEP2を継続して行うようにしましょう。
STEP2プログラムは毎日
STEP2のプログラムは毎日行いましょう。毎日できなくても、一日一度を上限にできるだけ多く行うように。
今回紹介するエクササイズはそれぞれ、負荷自体は高くなく筋肉に刺激を入れて目覚めさせる目的。鍛えるための第一歩という感じです。
まずは筋肉を目覚めさせて使えるようにして肋骨を閉じる準備をしましょう。
ほぐしは2日に1回
STEP1で行っていたほぐし、今週は2日に1回程度で行いましょう。もちろん毎日行うのが効果的ですが、ある程度ほぐれてくれば2日に1回程度でメンテナンスは可能です。
多くやっても構いませんが、STEP2に差し支えのない範囲で行いましょう。
肋骨を閉じてくびれを作るプログラムSTEP2
ドローイン
キャットアーチ
サイドベント
以上三つを2週目に行ってみて下さい。
より息が吐きやすくなったと感じられると思います。
来週は複合的な動作を含めてトレーニングしていくSTEP3です。
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