こんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です。
ダイエット・ボディメイクをしている人の多くが悩む事に、食べちゃいけないと思っていてもついついドカッと食べてしまう事があると思うんですね。
それでその後は食べたことを後悔して、二度と過食をしたくないと考えると思います。
しかし、断言しますけどほとんどの人は過食をやめることは出来ません。
ダイエットを継続するためには過食とどう付き合うか?が大きなポイントになります。
過食は絶対に防げない
1.ほとんどの人が過食をしている
冷静になってみて欲しいんです。
SNSを見るとほとんどのダイエット・ボディメイクアカウントが過食をしていると思います。
フィットネス競技者なども大会が終わったら、ちょっと尋常じゃないくらい食べる人も多いですよね。
もちろん、それまでは我慢していたと思うんですが、大会が終われば過食をします。
その他のダイエットアカウントもたまに過食をします。
私の力不足かもしれませんがコーチングをしている方もコーチング中100%過食をします。
意に反した大量の食事をしたことがあるか?とダイエットをしている人に聞くとほぼ99%したことがあると答えると思います。
ですから、ほとんどの人が過食は必ず経験するし、繰り返す物なんです。
なぜ過食を繰り返してしまうのでしょうか?
2.ダイエットは必ずストレスが貯まるから
シンプルな話なんですが、どれだけ楽なダイエットをしていたとしてもストレスは貯まります。
摂取エネルギー量よりも消費エネルギー量を多くする事は徐々に体内のエネルギーが無くなっていくことです。
食事量は減り、栄養素は不足しがちで体にダメージは蓄積します。
好きなものを好きなように食べられないのはかなりストレスです。
ある程度のルールを守りながら生活をすることもストレスになります。
だから、どんなに上手くやってもダイエットはストレスが貯まります。
そしてストレスが徐々に蓄積していきます。
3.食事でストレスを発散する必要がある
蓄積したストレスがある一定以上いくと…
それが爆発して過食に繋がります。
でもそれはしょうがないですよ。
どんなダイエットをしてもストレスにはなりますし、そのストレスは食事で発散するしかありません。
だから人はダイエットをしていると必ず過食をします。
そもそも過食は防ぐ必要はあるのか?
1.結果が良ければ問題ない
さて、そもそも論なのですが、過食を完全に防ぐ必要があるか?といったら答えは
No!!!!!!!!
です。
なぜなら結果が良ければ過食しようが何しようが問題ないからです。
例えば、私は宇都宮の有名フルーツパーラーである8010のとちおとめパフェがメチャクチャ好きなんですが、これを毎日、いや、毎食食べていたとして健康上問題なく良い体を作れるのであれば何か問題でしょうか?
目標体重まで健康的に落とせていれば何か問題でしょうか?
何も問題ないですよね?
これは極端な例で、現実的にはそうなりませんけど、目的は「健康的で美しい体をつくり、それを維持する。」
それを達成する手段として毎食とちおとめパフェを食べる
で達成できるのであれば、特に問題は無いはずです。
だからたまに過食をしたところで長期的に健康的に目標に向かっているのであれば何も問題はありません。
2.週一回程度であれば大抵は気にしなくていい
そして個人的なコーチングからの経験論ですが、週一回の過食であれば減量ペースは遅くなりますが、ほとんどの場合で問題はありません。
週一回食べ過ぎてしまうということがあっても、そこに関してコーチングすることはほとんどなくて、他の部分をよりよくしていくというコーチングをしていきます。
3.短い頻度で繰り返されるなら防ぐ必要がある
一方で、短い頻度で過食が繰り返されるなら、過食が起こらないように改善をする必要はあります。
頻繁に週二回以上の過食が起こっているようなら、その他の食事や生活に問題があることが多くその部分へのアプローチをして過食を減らすようにします。
4.フィットネス競技者やアスリートは防ぐ必要がある
また、わずかな差がステージの上の見栄えの差に繋がるフィットネス競技者や当日までにシビアな体重コントロールが要求されるスポーツ選手などは週一回でも過食を防ぐ必要があります。
私がウェイトリフティングの大会に出るために減量していた時の話ですが、減量がギリギリで大会当日の朝にようやく規定体重を200gほど切れたという出来事がありました。
しかし、そこまで追い込まれなくてもちょっとした過食を防いでいれば余裕を持って大会に臨めたかもしれません。
その後は焼き肉食べ放題に行って信じられない量の量を食べていました。
ストレスが大きい分、その後ストレスを解消するための過食は必要なのかもしれません。
一方で、明確な期限がない一般の人であれば、程度問題で頻発するようなら改善しなければいけませんし、ゆっくりとでも目標に向かって歩いているのであれば特に防ぐ必要はありません。
過食する前提でダイエットを行う
上記までのことから過食を完全になくす必要はありませんし、むしろストレス解消のためには必要な事とすら思っています。
ですから過食をする事を前提としてダイエットを個なっていく必要がありますが二つ心がけることがあります。
1.やけになって投げ出さない
一度過食したからって全てがダメになったと思って投げ出してはいけません。
例えば、この方は三日間暴飲暴食しても一週間で体重を元に戻すことが出来ました。
ですから一度過食したからって特に問題は無いんです。
ですから投げ出すことをしないで次の食事からすぐに切り替えるようにしましょう。
2.ダイエットは一生行う物である
ダイエットは一生行う物です。
目標体重に達したから、理想の体になったから終わりというわけでなく、今度はそれをメンテナンスする事が必要になります。
一生の間だったらきっといろいろなことが起こりますよね。
高ストレスがかかり続ける時期ができて食事や運動を気にかける状況じゃなくなったり…
そんな中でも体をメンテナンスしながらどうにかやっていかなきゃいけないわけです。
そう考えたら過食くらいは何回も起こりますから、過食をなくすことにフォーカスするのではなく過食が起こっても問題ない生活習慣にしておくことが良いのだと思います。
過食を繰り返してしまうなら…
そうはいっても現状過食を繰り返してダイエットがなかなか上手くいかないと言うこともあるでしょう。
そういうときは以下の三つを見直してみてください。
減量ペース・食事内容の見直し
まず見直すことは減量ペースや食事内容の見直しです。
減量ペースが速すぎると体に大きなストレスがかかりますから、それを回復しようと過食に走りやすくなるのは明白ですよね。
また、完全に炭水化物や脂質を抜いたりタンパク質を過剰に摂取するなど偏った食生活も大きなストレスの元です。
不必要な栄養は存在しません。
個人的にオススメする減量ペースは一月に現体重の1.5〜2.5%程度でゆっくり落としていくことです。
体重60kgだったら0.9〜1.5kg/月程度です。
遅いと思われるかもしれませんがそれでいいんです。
焦らないこと、着実に一歩一歩進んでいくことが健康的に美しい体を作って保つために大切な事です。
睡眠時間を増やす
睡眠時間が短くなると食欲が増加することは過去数回触れています。
それだけでなく疲労やストレスの回復にも悪い影響が出ます。
理想は7時間以上ですが、そこまでとれない人もいるでしょう。であれば、少しでも長く睡眠時間をとることが重要です。
できるだけ睡眠時間を長くとるように意識をしましょう。
生活習慣を見直す
疲労やストレスを引き起こす大きな原因として生活習慣が挙げられます。
率直に料理や掃除などは面倒で大変ですよね。
ですからそれをできるだけ短縮することを考えましょう。
個人的なオススメは時短家電を使う事です。
他にも洗濯物でトップスを干すときは個別のハンガーにかけてそのままクローゼットにしまうとたたまなくて良いし時短になったり…
そういった細かいテクニックですが、家事を短縮したり仕事の手間をへらしたりすることでちょっとした疲労がなくなります。
過食対策は疲労・ストレス対策がとても重要ですからこういうちょっとした手間の削減は大きな効果をもたらしますから是非試してみてください。
まとめ
過食をしてしまったときの後悔の気持ちはすごくよくわかります。
しかし、長い人生ですから過食をなくすことは間違いなく出来ません。
ですから過食をすること前提で、起こっても大丈夫なようにダイエットを進めていく事が必要です。
そのために今自分自身のダイエットの仕方を見直してみましょう。
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