こんにちは!
オンラインダイエットコーチの藤本です!
腹筋一回できますか?
SNS等でアンケートを
とってみると、どれだけ
頑張っても状態を起こすことが
できないという人が
多くいることがわかりました。
そこでパーソナルトレーナーの
筆者が腹筋が一回もできない人が
できるようになるための記事を
作りました。
この記事は、腹筋が一回も
できないという人や腹筋を
してると腰が痛くなるという人に
おすすめの記事です。
目次
どの腹筋エクササイズが出来るようになるのか?
クランチが目標
一口に腹筋エクササイズと
いっても沢山の種類があります。
その中で今回はクランチという
腹筋エクササイズをできる
ようにしていきます。
以下の動画をみて
クランチの動きを
チェックして下さい。
クランチができたという基準
レベル1: 肩甲骨が全て浮く
このエクササイズの最初の
目標は背中の肩甲骨が地面から
完全に浮くところまで上半身を
起こす事です。
これができた時点で、
腹筋ができたという
判断をすることにします。
レベル2: 肘が脚に触れるまで上がる
次のレベルは肘が太ももに
触れるまで状態を起こす
ところまでです。
後に話しますが、必ずしも
すべての人が肘が太ももに
触れるところまでできるように
なるわけではありません。
背中が浮くだけでも十分に
腹筋は鍛えられています。
あくまでもさらに身体機能を
高めたいという人に向けて
この目標を紹介しています。
この記事はここまで出来るように
なることを目標に作られています。
クランチができない原因
このエクササイズで背中が
浮かない原因はどんな原因が
あるでしょうか?
それには大きく分けて
4つの原因があります。
筋力不足
1つ目の理由はシンプルに筋力が
足りないという事です。
腹筋と呼ばれる筋肉はいくつか
ありますが、このエクササイズで
主に使う筋肉は腹直筋という
筋肉になります。
こちらの青い部分が腹直筋
という筋肉になります。
この筋肉は脊柱を前方に曲げたり、
骨盤を後傾させる働きがあります。
ですから腹直筋の筋力が
足りない・十分に働かないことが
クランチができない1つの原因です。
柔軟性不足
2つ目の理由は背中の柔軟性が
足りないということです。
腹筋運動をすると
腹直筋が縮みます。
一方で背中側の脊柱起立筋という
筋肉は引き伸ばされます。
しかし、背中の筋肉が固いと
腹筋に筋力があっても
腹筋が働くことができません。
ですから硬くなった背中の
筋肉を柔らかくする必要が
あります。
反り腰
3つ目の理由は姿勢の問題です。
反り腰という姿勢を
ご存知でしょうか?
通常よりも腰が強く反った
骨の並びをしている人を
反り腰と呼びます。
真ん中が正常で左側が反り腰、
右側が猫背の状態です。
反り腰の人は腹筋運動が
上手にできません。
クランチは腰椎を丸めていく
動作をすることになるのですが、
反り腰は腰部が過剰に伸びた
状態で固定されています。
そのため、上手に
丸めることができません。
ですから腹筋運動を
できるようになるためには
反り腰を改善する必要が
あると考えられます。
体格
4つ目の理由は骨格です。
特に肘を脚に触れるまで
上体を上げるのは誰にでも
出来るわけではありません。
胴体と肘の長さが
関係しています。
胴体が長いと肘が脚に届くのが
難しくなりますし、上腕が
短ければ脚に届きません。
正直な話しますけど、肘が
脚に触れている私でさえ、
上体を上げきった時に
脚を少しだけ頭側に
寄せてます。
ただ、目的を見失っては
いけません。
このエクササイズの目的は
腹直筋を鍛えること。
そして脊柱がしっかり
動くようになることです。
これがクリアされていれば
エクササイズとして問題は
ありません。
肘が脚に届くのはおまけです。
できたらラッキーくらいに
思っておきましょう。
ウォーミングアップ&補助トレーニング
クランチが出来るように
なるためには柔軟性や姿勢の
問題があります。
ですからこれらが改善される
ようなエクササイズをする事が
非常に大切です。
ここでは背中の筋肉の柔軟性を
改善し、脊柱を動かせるように
なったり、反り腰を改善する
エクササイズ・ストレッチを
紹介していきます。
これらを運動前の
ウォーミングアップに
行ってみて下さい。
腹筋に力をいれる練習
ピラー
腹筋が一回も出来ないという人は
そもそも、腹筋にどうやって力を
入れていいのかわからない事が
あります。
ですから、まずは腹筋に力を入れる
感覚を覚えるために以下の
エクササイズを行いましょう。
- 四つん這いになる
- 右脚と左手を上に上げてキープする
- キープしながら左手で腹筋を触る
- 30秒キープしたら少し休んで逆側を行う
この腹筋を使う感覚を掴んだら
次のステップへ行きましょう。
脊柱を動かせるようにする
胸のストレッチ
- 丸い筒状のものを用意します。2LペットボトルにタオルをまいてもOK
- マットの上に寝転がり、筒状のものを胸骨の真下あたりに置きます。
- 両手を頭の後ろに組み、肩甲骨を寄せます。
- 腹筋に力を入れ、体を後ろにそらしていきます。
- そのままゆっくり起き上がってきます。
胸椎という部分は腹筋が
できない人にとって特に
可動性が悪くなっていることが
多いです。
その可動性をだすために
このエクササイズを
実施していきます。
特に注意することは
腰を反りすぎない事です。
最初は腰が反りすぎている
感覚がわからないと
思いますが、ピラーを
やっているときと同程度に
腹筋を硬くすることで
ある程度防げます。
わからない人は info@py-fitness.comまで
やってる動画を
送りつけてきて下さい。
キャットアーチ
- 四つん這いになります
- 手の位置は肩よりも少しだけおへそ側
- 腰を天井に引っ張られるように上げて丸める
頭もおへそを見るように丸める - ゆっくり腰を過伸展になるくらい伸ばす
バックエクステンション
- うつ伏せになります
- 手で耳たぶをつまみます
- 顎から胸が地面から浮くように胸を張ります
- 同時に肩甲骨も内側に寄せます
骨盤の位置を正す
腸腰筋ストレッチ
- 片膝立ちになります
- 右脚を大きく前に出します。
- 腹筋に力をいれて固くします。
- 胸を壁と平行に保ちながら体を前にスライドさせます。
- 身体を出した脚側にひねります
- 30秒間キープします。
- 反対側も同様に行います。
反り腰にの大きな原因になる
腸腰筋のストレッチです。
特に気をつける
ポイントは上半身です。
前に倒れてしまいがちですので、
しっかり胸を壁と並行を
保ちながら行いましょう。
大腿四頭筋ストレッチ
- 横向きに寝転がります
- 下の太ももを体に対して直角にします
- 上の足首を掴みます。
- 腹筋に力を入れて固くします。
- 脚を後ろに引っ張ります
- 30秒間キープします。
- 反対側も同様に行います
固くなると反り腰を
誘発してしまうのが
大腿四頭筋です。
それを伸ばすための
ストレッチです。
特に上の脚の膝は外に
開いてしまう傾向が
ありますので、太ももが地面と
平行を保つようにしましょう。
また腹筋にしっかり力を
いれることで、腰の反りすぎを
防ぎ、大腿四頭筋を充分に
ストレッチする効果があります。
忘れずに実施しましょう。
脊柱起立筋ストレッチ
- 仰向けになります
- 両膝を抱えます。
- お尻が浮く程度に膝を胸に寄せてキープします。
- 30秒間キープしましょう。
ペルビックチルト
- 膝を曲げて仰向けに寝転がります
- 腰骨の位置を確認します
- 息を吸いながら腰を目一杯反らせて骨盤を前傾させる
- 息を吐きながら腰を丸めて骨盤を後傾させる
- 10回繰り返しましょう。
反り腰の人は骨盤の前傾が
強くでてしまっています。
ですから骨盤を後傾させる
動きの練習をします。
実際にクランチで腰を
丸める時は、腰を地面に
押し付けるように
意識を持って行いましょう。
ドンキーキック
- 四つん這いになります
- お腹に力をいれて固くします
- お腹を固くしたまま脚を上に蹴り上げます
- 10回程度繰り返します
- 反対側も同様に行います
肩甲骨が完全に浮くまでやること
アイソメトリッククランチ
- 仰向けに寝転がります
- 太ももが地面に直角になるまで曲げます
- 両手でもも裏を掴みます
- 上体が目一杯浮くところまで手で引っ張りながら浮かせます。
- その位置で手を離して10秒キープします
- 3回繰り返します。
今、自分が動かせるもっとも
深い位置まで上体を
起こしてキープする
練習をします。
目標は肩甲骨が完全に
浮き上がるまで浮かせて
キープすることですが、
最初からはできないでしょう。
浮き上がる範囲目一杯まで
もってきて2秒キープすることを
目標とすること。
そこから3秒4秒と少しづつ
伸ばしていきましょう。
その他の注意点は太ももを
上体に近づけすぎないで、
最初の位置をキープすることを
意識しましょう。
クランチ with プル
- 仰向けに寝転がります
- 太ももが地面に直角になるまで曲げます
- 両手でもも裏を掴みます
- 手で引っ張りながら上体を起こして浮かせます。
- 目一杯浮き上がるところまで上がったらゆっくり戻ります
- 10回 x 3セット繰り返しましょう
手の補助を使いながら、
クランチを行って行く方法です。
このように腕の補助を使い
少しづつ腹直筋の筋力を
上げていくための
エクササイズです。
最初はガッツリ腕を使って
上半身を起こしていくように
しましょう。
そして徐々に力を緩めて
手を離して行います。
完全に手を離して出来るように
なったら、最初は腕を足の方へ
伸ばして行い、徐々に耳の方へ
近づけて行います。
手で耳たぶをつまみ、肩甲骨が
地面から完全に離れるように
なったら、まずは10回
繰り返せるように
反復練習していきましょう。
ここまでできれば肩甲骨が
地面から完全に離れて腹筋を
行うことはできるように
なるはずです。
頑張ってみましょう!
肘が脚に触れるまでやること
次の目標は、肘が脚に
触れるまでできるように
なることです。
前述したようにこの課題は
生まれつきの体格的な要因が
非常に大きく、できない人も
多くいます。
が、それでも脊柱を十分に
大きく動かせることは
体を自由に動かす上で非常に
大きなメリットになるので
挑戦して、身体を動かせるように
頑張ってみましょう!
広背筋のストレッチ
肘を脚に近づけるためには
広背筋の柔軟性が非常に
重要になります。
普段からストレッチを
していない人は個々の
筋肉をしっかり
ストレッチするように
しましょう。
- 右手首を左手で掴む
- 右腕を内旋(内側にひねる)する
- 左手で右腕を引っ張り、背中を丸める
- 伸びて背中が丸まりきったところで30秒キープ
- 反対側も同様に行う
スキャプラプッシュプル
- 前ならえの姿勢をとり背中を思いっきり丸める
- 息を吸いながら肘を後ろに引き、胸を張りながら肩甲骨を完全に寄せる
- 息を吐きながら手を前に出していき、背中を完全に丸める。
- 10回繰り返しましょう。
肘を少しでも前方に
持ってくるためには
肩甲骨を前側に
移動させる事が
非常に重要になります。
そのためにこの
エクササイズで
肩甲骨の前後の
動きを良くして
おきましょう。
まとめ
腹筋エクササイズは
一見すると非常に
単純なエクササイズです。
しかし、それができないことは
単に腹筋の筋力不足だけの
問題だけでなく、柔軟性や
姿勢など様々な問題があります。
逆に言えば腹筋が
出来るように身体を整えていく
過程で、姿勢など様々な問題が
解決され見た目のスタイルも
良くなるということです。
できなかった腹筋を出来るように
頑張ってみましょう。
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