こんにちは!
宇都宮のパーソナルトレーナーの藤本です。
皆さんはダイエット・ボディメイクにプロテインサプリは使いますか?
以前はハードにトレーニングをしている人のためのものというイメージがあったかもしれませんが今では驚くくらい多くの人が使うようになっていますね。
ダイエット・ボディメイクにプロテインサプリは良い!という事は個人的な体感でかなり常識的になってきた感じはありますが、実は私のお客様は(予算以外の理由でも)使っていない方も多数います。それはお客様自身の好みで選ばないという事もありますが、私から使わなくても良いんじゃないか?と提案するケースもあります。
どんなものでもそうですがメリットとデメリットがあってプロテインサプリにもそれがあり、それ次第で使い分けています。
どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
そもそもプロテイン「サプリ」って?
もはや常識になりつつありますが、プロテインという単語はタンパク質を英語にしただけです。ですからプロテインはタンパク質を表します。
サプリはサプリメントの事ですね。マルチビタミン・ミネラルなどと同じように栄養補助食品をさします。
ですからプロテインサプリはタンパク質の摂取を補助する食品ですという事です。
プロテインサプリメントは以下の形の物が主流だと思います。
プロテインパウダー
こういうパッケージに入っている粉状のものです。主に水などの液体に溶かして飲みます。
プロテインバー
チョコでコーティングされた中にタンパク質が多く入っていたり、グラノーラの中にタンパク質を入れたりするような物ですね。
他にもタブレットで取るものもありますが、コストも高くあまり多く出回っていないようです。
この記事でプロテインサプリといったら大体こういう物の事をいっていると思っていただいて結構です。
プロテインサプリのメリット
- タンパク質だけを取りやすい
一番のメリットじゃないでしょうか?大抵の商品は糖質・脂質は低い値に抑えられていてタンパク質は一食で20〜25g程度撮れるものがほとんどです。お肉やお魚からタンパク質を取ろうと思ったらある程度の脂質を含んでいるので、この分の計算もしなければならないのですが、プロテインサプリはこの辺りの計算を非常に楽にしてくれます。 - カロリーがほとんどタンパク質からのものため低い(大体一杯100kcal程度)
低カロリーであるというところもメリットですね。お肉・お魚だと脂質がある程度含まれていて高くなってしまうことがあるのですが、プロテインサプリだとその心配もなく大体一杯で100kcal程度のものが多いです。 - 美味しい
プロテインサプリは不味いなんて過去の話ですね。今のプロテインサプリは本当に美味しくなりました。be Legend(サイトはこちら>>>)なんかは本当に美味しくてビックリしました。ちなみにこのリンクから購入しても私には一円も利益はありません。私はすごく甘党なので好きなのですが甘すぎないのが好きという方はBulk Sports(サイトはこちら>>>)のbig wheyですかね。 - 手間なしで簡単
基本的にパウダーはシェイカーに入れて混ぜて飲むだけか、パッケージを開けて食べるだけなので簡単にタンパク質を取れます。鶏胸肉皮なしやささみなどはプロテインサプリに匹敵するタンパク質・脂質・炭水化物量ですが調理しなければいけない手間が出てしまいますよね。しかも調理の仕方によってはパサついてあまり美味しくなくなってしまいます。手間なく簡単に美味しくタンパク質を取るという意味では凄く強いです。 - 安い
近くのスーパーでは鶏胸肉が100gあたり38円〜58円程度で売っていますが、最も安いプロテインサプリだとマイプロテイン(サイトはこちら>>>)というメーカーがimpactホエイプロテインという製品を売っています。価格が5kgで11,410円。一食分が25gだから200食分ですね。11,410(円) ÷ 200(食) = 57.05(円/食)
鶏胸肉に匹敵するくらいの値段でタンパク質が取れます。
しかもこのメーカー頻繁にセールをやって30%オフとかになるので、セール時の鶏胸肉と同じくらいの価格で買えてしまいます。味は私はbe Legendの方が好きですが、コストパフォーマンスが凄すぎるので基本はマイプロテインを購入しています。
以上プロテインサプリのメリットを挙げていきました。これだけメリットがあったらプロテインサプリを使うしかない!!!ってなるかもしれませんが、私のクライアントに対してはその限りではありません。なぜでしょうか?
プロテインサプリのデメリット
- 腹持ちが良くない
個人的に感じる一番のデメリットがこの腹持ちの悪さです。液体で取るために基本的に腹持ちは良くありません。ここが気にならない人だったらプロテインサプリを使うことも多いのですが、この部分がストレスになってしまうクライアントにはあまりプロテインを勧めません。もちろん他の飲み物と比較したらプロテインサプリの方が腹持ちはいいのですが、固形物の方がより腹持ちは良くなりますから可能な限り固形物でとってもらいます。 - 手間「数」が増える
プロテインサプリを置き換えにするなら話は別ですが、一回プロテインサプリを飲まなければいけないのでその手間が増えますよね。その結果飲み忘れが増えて狙った通りの食事が出来ない事が多々あった事があります…。
飲む手間はかかりませんが、食事を実行する回数が増えてしまい忘れる事が多いのでそれだったら自炊やコンビニ・外食などいつもの食事でタンパク質をより多くとった方が楽だというケースもあります。 - 使わないでも目標摂取タンパク質量に到達できる。
基本的にカロリーやPFC計算をあまりしてこなかったお客様や計算していたけど1日のタンパク質摂取量が体重1kgあたり1.0gなどの場合は、大抵私は体重1kgあたり1.5g程度に設定します。もちろんタンパク質摂取量を増やした方が良いことは理解しています(2.5g/kgまで取ることもあります。)。しかし今まであまりタンパク質を多くとってなかった人がそれをやると大きく食習慣を変えてしまう事になりますよね。ダイエット・ボディメイクをする上でその人のライフスタイルからそれが現実的に可能かどうか?持続可能かどうか?というところもポイントだと思います。話を戻すと体重1kgあたり1.5gはそういう人が手間数・食事内容を大きく変えずに達成できる現実的な数字かなと経験則からですが感じます(もちろん体重100kgの人が150g取るってなったらかなり大変になる可能性があるのでサプリを利用する可能性もあります)。
1.5g/kgというのは私の経験則なのどあなたのライフスタイルに合わせて適度に調整してくださいね。
個人的には体重1kgあたり1.5gを超えたあたりからプロテインサプリの利用を検討し始める事が多いですね。
- 味が苦手
美味しいと書きましたが人の好みの問題ですから当然このケースもあります。無理に飲むものではなくてあくまでもタンパク質を取るものですから代わりの物を考えましょう。
プロテインサプリありきで考えない方がいい
使い方によってはとても便利なサプリメントであるプロテインサプリですが、便利な側面こういったデメリットもあります。私はその人の目標とライフスタイル・食習慣などの角度から検討して利用を勧めるか勧めないかを決めます。
プロテインサプリにもカロリーがあります。カロリーを摂取するということは他の食事の自由度を下げるという事に繋がってきます。プロテインサプリを取らないで鶏胸肉を美味しく調理したものやお刺身を食べるという選択肢もとれるようになりますが、プロテインサプリをとることで取れなくなく可能性もあります。
実際に私も使っていますし、確かにプロテインサプリはとても便利なサプリです。しかし満腹感や味や手間などで苦労しているならプロテインサプリを使うか必要か必要でないかを一度考え直してみることをオススメします。
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